5.0
こんな関係もいいな
青春を共に過ごした友人。
気の合う友達として一緒に過ごしてきた日々は、かけがえのない時間だし、大人になってからも変わらずに居られる距離感。
素敵な関係。
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青春を共に過ごした友人。
気の合う友達として一緒に過ごしてきた日々は、かけがえのない時間だし、大人になってからも変わらずに居られる距離感。
素敵な関係。
登場人物のキャラがいい。大人の日常、その延長の友愛?恋愛?毎回ストーリーにほっこりする。癒し系。続き、最終回がどうなるか、興味深い。
いくえみ作品の独特の世界観ですね。
戻れない過去への想いや今に抱く葛藤、そういうキャラたちの想い一つ一つをなんてうまく散りばめてるんだろう、と。本当にいくえみ作品は絵で描く小説だと感じます。昔から大ファンなので、低評価してる方もいらっしゃいますが、どう読んでもわたしには面白いですね。
やっぱりどんなお話しも、ユーモアといろんな繋がりがあって面白いです。
なくなる人がいるというストーリーが多いけれど、悲しみも それ以外もすっとはいってくるような作風大好きです。
やっぱりいくえみワールド好きだなあ。あっという間に作品の世界に引き込まれる。現在に過去を織り込んで話をしても唐突感がなく自然にストーリーが頭に入ってくる。
どちらもでもどり!
でも状況が違う二人。
今までの関係が元に戻るか?それともそれ以上か?
今後が楽しみ。
途中までですが、続きがとても気になる作品です!
個人的に主人公の家族がすごい好きです!お母さんとか最高。
いくえみ先生の作品は、10代の頃に読んだホットロード以来、40年ぶり!?
この作品の主人公のように、私も1日2回、若い頃のことを思い出します。
おそらく歳をとるとたいていの人がそうなのかもしれない。
この作品に出てくる人と同じあだ名でなんとなく似たような人を知っています。もしかして?そうだったりして、、、なんて思いながら読んでいます。
幼なじみってなんでしょうね…って人それぞれ思う所は違う。
兄弟的なもの、淡い恋愛的なも…を読者の色んな受け止め方があるから、ここは読者が考えさせられる所かな。
あえてはっきりした結末では無く幼なじみとして、鍵谷の気持ちだけを残して終わって居る。
成長の過程で高校生で仲良くなった忠君と結婚して、娘が生まれて、忠君が亡くなって、それでも生きている事への意味も何も語らない中に考えさせられるものがある。
出戻りの鍵谷が生きる事に意味を見出せないでいても隣りのれみちゃんを見ているうちに、少しずつ変わって来ていたかと思った。
感情が戻って泣いたり、れみちゃんや娘のるみちゃんが気になって関わりを自ら持つようになるしね。
ストーリーの合間にれみちゃんの夫の思い出や、亡くなるまでや、れみちゃん夫婦の笑顔の家族写真が差し挟まれていて泣けてしまった。
一番近くにいる男女の分かり合える部分と、それ以上は踏み込まない部分とを40歳となった幼なじみの距離は縮まらない。
番外編がさらに続いて50歳になった時、60歳になった時どんなだろうか?とか。
この先は読者である私はもしかしたら…と勝手にストーリーを作って見た(内緒♡)
いくえみ先生が残してくれたストーリーかなと、勝手に受け取りながら。
いくえみ先生の話は、ホント大好きです。
わかりやすい恋愛ではなく、少し遠回りをするような恋愛観で、友情やほのぼの家族の感じもあってすごくいいです。