4.0
この作者さんの作品をいくつか読んだことがありますが、どれも強い女性が登場します。この主人公も波乱が多く、つらい出来事に直面しますが、その強さが失われることはなく前をむく姿が印象的です。
絵は苦手という方もいるかもしれませんが、ストーリーにひきこまれます。
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この作者さんの作品をいくつか読んだことがありますが、どれも強い女性が登場します。この主人公も波乱が多く、つらい出来事に直面しますが、その強さが失われることはなく前をむく姿が印象的です。
絵は苦手という方もいるかもしれませんが、ストーリーにひきこまれます。
娼館から始まりますが、一応ハッピーエンドです。でも、なかなかに波瀾ぶくみ。それでも、前を向いて進んでいくことで幸せが掴めるって、女性の強さが描かれています。なかなかこうはなれんです。
前向きで逞しい根性のヒロインに、とても魅力を感じます。また、この時代この国の知らない事が分かり読むのが楽しくなります。これからも楽しみにしています。
この作家さんの作品を昔読んでいたので、作家買いしました。ストーリー作りが相変わらず上手くて面白いと思います。
一人の女性の、ドン底から栄耀な暮らしを
送るまでの道のり、紆余曲折ありつつ
しっかり堪能させていただきました。
ただの娼館物語ではない。壮大なスケールの歴史ドラマを見ているようです。
そこには残酷な中国文化と強く生きようとする女性達が生き生きと描かれています。
かっこいいな〜。芯のある女性は。働き者で、誰からも愛される。そしてせつない思い。自分にないものだからこそ…惹かれ憧れるのかもしれないが…河惣先生の作風は、どれをとっても、ストーリーに心をつかまれる。
河惣益巳の他作品と比べて、さらに深く、人間の心理を描いた物語なのですね!
主人公の可愛らしさや、男達の美しさはかわらずだげど。
中国のこの時代の空気のようなものがただよつてこるのです!
表紙絵はとても綺麗なのですが、時折力が入り過ぎると顔のバランスが崩れてしまうようで…と、そこが残念なのですが、ストーリーは面白い!
中国の価値観や歴史、上海での生活の様子などよく描かれていると思います。
おすすめの作品です。
幸せな時間と苦しい時間が混在してる…リアルと同じかなぁ…。
強く生きていく女性のしたたかさ、優しさを見れます。