5.0
すごく真面目な本
精神科病棟で勤務していたことがあります。その頃に読んでおきたかったと思います。漫画は娯楽の一環というのが基本ですけどこれは娯楽プラスすごく勉強になります。EMDRの使い手はあまりいらっしゃらないのでその治療記録としても興味深いものがあります(多少の脚色はあるにせよ)
精神疾患は本人の訴えや行動から判断するしかないのでその本人にどう見えていて、聞こえていて、思考し、行動してしまうのかというのが漫画という表現ですごくよくわかります。
精神医療に関係する人が読んでも面白いですし一般の人が娯楽として読んでも単なる娯楽以上のものが残る漫画です。
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