【ネタバレあり】鬼神の贄嫁～婚前恋戯～のレビューと感想（2ページ目）

神さまという存在の解釈がおもしろい。望んで神でいるのではなく、身勝手な人間たちの欲望のために縛り付けられている。そのしがらみを紐解けるのか？ラブストーリーかと思ったら、ミステリーでもあり、社会派小説のやうでもあり。評価はもっと高くていいと思う

主人公の成長過程が見どころ

完読した感想です。現代の(と思われる)とある地域の土着の信仰(鬼神様)を題材にしたファンタジー作品です。
鬼神に生贄として捧げられる「普通の頼りなげ」な女の子だった主人公が、鬼神様と恋に落ち、ただ漫然と生贄の運命を受け入れるのではなく、どうしたら鬼神様を救う事ができるのかを考え行動することで強い女性に成長していく過程が良いです。

綺麗で面白かった

鬼との恋愛…初めて読みましたが、とても良かった。桃ちゃんの気持ちがかわっていくところも切なくて、短編なので最後まで読みました

鬼神の生け贄として育てられた娘桃、生き神のみろく様の命を繋ぐ為に花嫁に。まだまだ恋をしたい年頃の桃は初めて会うみろく様にひかれていきます。そんな純粋な桃を見てみろく様も気持ちが揺らいでいきます。どうにか二人で幸せにと考えている中、人間の欲と願いが 崇拝する神をくるしめていると、みろく様を救う為に桃は自分を差し出していく。切ないストーリーです。

展開が謎

展開が謎すぎてついていけてないです。
んなことあるかーい、ってなります。
漫画ならではの展開って感じで好きな人は好きかもしれません。

無料分まで

無料分まで読みました。
ファンタジーなのはいいんですけど、ヒロインの親がいなくて祖父母世代が育てたっぽくて、その辺の描写が雑？でなんか読み進めにくかったです。

葛藤。

桃は、故郷のために鬼の生贄になるべく生まれ育ってきた。
本人は知らずに。

故郷の人たちは、自分たちの平和のために生贄を出そうとするけれども、桃は鬼のことを理解した上でそばにいたいと思う。
桃のそばにいたいというのは普通の人間が考えるようなこと。
鬼からしてみたら、そんな中途半端なものではなくて。。
鬼である深麓には時間がないから。

深麓ばかりに無理をさせているという周りの人たち。
心がないと思っていたのに、心動かされる深麓。
そして自分ができることはないのかと葛藤ばかりの桃。

そう考えると、人間は勝手ですね。
桃は人間だけど、鬼に近い気持ちを持っているのかなと思います。

もう少し読めば

もう少し読めば変わって来たのかもしれませんが、色々特殊な設定の割にヒロインがわがままなだけに感じちゃったのは、何故だろう。
もう少しオカルト色強くても良かったかなと。

よく分からなかった…

絵は綺麗だし、みろく様カッコいい！タイプ！って感じで、読んでて楽しかったです⭐︎

けど、ところどころ、話がよく分からないところがありました。

設定や背景を丁寧に、読者目線で書いてもらえると、もっと素敵な作品になるかと思いました(祖父母がパパママ呼びなのとか…恋愛関係、結ばれるまでが早すぎたりとか)

新しい形の障害ラブストーリー

まだまだ途中です。
報われない恋は燃え上がるとはよくいいますが、いままでいろんなパターンがあったかと思いますが、
このお話がとてもキレイで私は好きです。