3.0
凄まじい
実話なんですね。貧しい時代、口減らしや姥捨て。
生まれてきた子を無いものとする。または育てて売る。育ててもらった親を背負って山に置いてくる。想像するだけで胸が痛くなる。お酒の相手をすると騙されて…死ぬ想いをしたからこそ、春駒として生きぬいて、一番になると決意する。読み進めてみようと思います。
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実話なんですね。貧しい時代、口減らしや姥捨て。
生まれてきた子を無いものとする。または育てて売る。育ててもらった親を背負って山に置いてくる。想像するだけで胸が痛くなる。お酒の相手をすると騙されて…死ぬ想いをしたからこそ、春駒として生きぬいて、一番になると決意する。読み進めてみようと思います。
吉原とか遊郭とか花魁とかがすきで、世界観やきらびやかさなどすごく素敵!裏事情やばいけど、そういう世界でなくても生きてるだけでいろんなことありますからね。ダークな部分も含めて夜の世界が好きなので、もっと増えてほしいです。
途中まで読みました。世間しらずとはいえ、騙した仲介者や主人、婆、客が醜くく酷く読んでてツラくなりました
寝かせて貰えないのに、体は酷使され、取り分、少しで病気になったらポイ捨て。
客が粗相したら花魁の自腹。
愛想よくしないと怒られる。
主人の娘の一緒に羽根つきとか普通に嫌だわ。
仲介者と婆と主人と男どもに天罰くだって欲しい
こんな女性、たくさんいたんだろうなー。自分から来た人はともかく、騙されていたとしても、もう逃げれないもんな。
少し脚色してるかもしれませんが過酷な環境に耐え抜きながらも復讐を誓う主人公の生き方がかなり壮絶でした。
若いのに大変だな、この子も悲惨な人生を送ってるなって思ってしまった。 まだ前半しか読んでないけどこの流れだときっと報われる終わり方になりそうだね。
女郎になるため、吉原に売られた主人公が、自分が身売りするのも、わからず売られて、
処女をなくし、ショックで自殺しようとしたものの、いつか自分を売った男や周りの吉原の人間に復讐しようと決意する。
花魁系の漫画何冊か読みましたが、中でもこれは辛い。日記だからほぼノンフィクションのようだけれど余計同じ女として辛い。貧しい家庭に産まれたら所詮こんな扱われ方をするのか。と。
酷すぎる昔の世の中に苛立ちさえしてしまう。
春駒さん…いつか幸せになって欲しい。
何となくグジグジしてるのが読んでいてしんどくなります。
けどきっとグジグジするのが普通で、リアルなお話なんだと思います!
こういう系は、主人公がそれでも頑張る!みたいな流れが多いので、こういうのもたまにはいいかなっと思います。
森光子さんという実在の人物(放浪記で有名な大女優の森光子さんではない)が書いた日記が元になっているようです。
東京での仕事の内容をろくに知らされもせず、19歳で売られた時点からお話は始まります。
彼女の絶望や悲しみ、恨みなど一言では言い表せない感情を記すことで、生きる支えにしていたのかもしれないと思いながら、読みました。
レビューには、主人公に対して辛口の意見がありましたが、冷静な観察眼、忍耐力がないとこのような日記は残せないと思います。
ご本人の森光子さんは、吉原を出た後、娼妓を自由廃業し、結婚されたそうですが、その後のことは分からないようです。
残された日記も一度絶版になり、再販になっているようです。過酷な状況に置かれた当時の娼妓を知る貴重な史料の一つであることは間違いないと思います。
ただ、本作は、絵が時々コワイので−1にしました。