【ネタバレあり】明日、私は誰かのカノジョのレビューと感想

途中まで読んで、特におもしろさは感じなかったけど雪さんこれからどうやって生きていくのかなぁ。友達のパパ活相手のおっさんは最悪だけど、君たちには期限があるって言葉は妙に納得。

友達がオススメしてくれた漫画なのですが、想像以上に面白いのではまりました。ぜひ読んでみてください！！

ハッピーエンドでもない、心にもやっと残るインパクト大の作品でした。現代の問題提起も含まれているのかな。

リアルな男と女の関係を描いて

小さい頃からなりたいものなどなかった。将来の夢を書く作文には教師受けのよさそうな夢をただ綴っていただけ。そんな頃から自分を偽って、人を欺いて生きてきた。一週間に一度私は「誰かの」彼女になる。念入りにお化粧をして私じゃない「ワタシ」になり、「レンタル彼女」として相手の好みの彼女を演じてお金を稼ぐ、仕事として。「レンタル彼女」としてお金を稼ぐ女子大生雪と、雪に嵌っていく壮太のお話が第一巻。オムニバス形式で登場人物が変わりそれぞれ男と女の関係が描かれていく。

どの彼女もかわいくて問題を抱えている。
そこを解決していく人、できない人、物語が深くて面白く、絵もとてもすき。

こんな世界があるのか

1番最初のエピソードの女の子は最後悲しかった…
整形にハマった女の子のエピソードは、最後まで元の顔を見せないのが効いてる
ホストにハマった女の子たちのエピソードは、こんな世界があるのかと驚いた…

リアルなせりふ

雪ちゃんみたいな子、現実にいるんでしょうね。生きるため、お金の為のもっと危うい仕事をするしかない。パパ活とかセリフが結構的を得ててリアルに感じました。世の中こんなダメオヤジいっぱいいるんだろうな～。真剣に読むとチョット重いかな。

ほんとに好き

人間の裏側が知れるみたいな感じでほんとに好きです。 これは全人類に見てほしい、恋愛も友人関係もこれで色々分かるというか学べる、内容もすごい好き

家庭環境…

主人公の雪ちゃん、幼少期に顔に火傷をおってメイクで誤魔化しながら彼女代行のアルバイトをしてる女子大生。毎日違うお客様さんのカノジョ役を演じる雪ちゃん。そんな、雪ちゃんは幼少期の家庭環境・母親の虐待・ネグレクトを経験してる女の子で、とてもクールな感じだけど、実際は心を閉ざしてる。…切ない

１章のみ。凹凸のある火傷の傷跡がはたしてメイクで隠せるものだろうか。家庭環境の違いが決定打としてしまうのも残念だった。