【ネタバレあり】明日、私は誰かのカノジョのレビューと感想（5ページ目）

生きるためだけに生きられない

誰もが幸せになりたいと思ってるんだよね…。
何かに依存して、人からの肯定を気にしなきゃ生きていけないリナも、好きになったから幸せにしたいと思っても相手の闇にむやみに触れようとする辻くん、こわがって手を伸ばしても人を信じきれない雪。
みんな方向性が少しだけずれてる。
でも、みんな狭い自分の世界で生きてる。
何かを決断するにも、勇気とタイミングか重要だなぁと悲しくなるストーリーでした。

めっちゃ好き

雪ちゃん幸せになって欲しい
てかこの話は全員幸せになって欲しい
けど現代社会のリアル書かれててめっちゃ面白かった

絵柄がキレイなので読んでみました。疑似恋愛のお話かなと思っていたら、毒親やネット炎上、スピチュアルに傾倒等など奥の深い話もあり…教えられたり気付かされたりしました。

りな共感

りなの誰かと過ごして
関係を持つけど終わった後に
くる空虚感みたいなのは
めっちゃわかる。
ひとりの時間作りたくなくて
スケジュール埋めるのも
やってたなぁと、、

クールで深い

アザを隠してレンタル彼女となる雪、整形に依存するあやな2人が軸となって物語が進む。
水商売モノにあるようなドロドロもありつつ、どこか清廉な印象が漂うのがこの作品の魅力となっている。
男を手玉に取るあざとさは見せず本当に客に寄り添っているような静かな佇まいで客の心をつかむ雪。
整形を繰り返して整形代を稼ぐためと割り切って色気を全面に出し男から金を巻き上げるあやな。
静と動の対照的な2人の共通項は容姿へのコンプレックス。その2人の行く末とコンプレックスはどう昇華されるのかを見届けたくなり無料分読見終わっても読み進んでいます。
2人の過去も徐々に明かされもっと知りたくなり、作者の巧みなストーリー展開にまんまとはまっています。

めちゃくちゃおもしろかった。大学生の雪がレンタル彼女で働く姿がめちゃくちゃリアルだった。友達のリナもパパ活で稼ぐ大学生でほんとこういう大学生居るよなぁとわかりみが深かった。

悲しくなる話

代行彼女を続ける主人公は実はやけどがある酷い顔。それを隠して自分の幸せの答えあわせのように代行彼女をやる。体の関係ないけど、ある意味キモくないのかな？ゴールがわからず途中でリタイア

なんだかハラハラしてよんでしまいます！
登場人物が皆不安定でモブキャラかと思われたナンパ男が出てくるとなんだかホッとします。
と言うかナンパ男が一番常識人とは。。
ハラハラしながらも読み進めてしまいました。

読んでいてイタイなーと思うことしばしば。
今の世の中は笑い飛ばすにも笑い飛ばせないような
苦しい現実に置かれた若者に子供が
思いの外多いのだろうな。。

等身大の女性たち…

ヒロインをはじめ様々な女の子のリアルが描かれていました。

それぞれが抱える悩みやコンプレックスなど、同世代ならハマる気がします！！