作家さん買い
父親からの虐待を受け愛情に飢えていた樹。
一人でいる樹を見ていて気になり、知りたい、話したいと思うようになるヒナタ。
年も近く(一つ違い)、次第に仲良くなり、
二人の出会いがきっかけとなって、子連れ同士で再婚する樹の父親とヒナタの母親。
いつも一緒にいられると喜んでいた樹とヒナタ。
成長するにつれ惹かれ合うも、兄妹だから悟られないように【家では兄妹に戻る】と、ルールを決めている二人。
そして、樹とヒナタの関係を知っている幼なじみの良太郎。
ココハルさんの前作が大好きで、こちらも読み始めました。登場人物等の絵柄は似ていますが、作風が違っていて、可愛いだけでなく、シリアスでナイーブな作品です。
樹の腕に残る痛々しい傷痕や、トラウマのように心に残る記憶。
読んでいて切なく辛くもなりましたが、タイトルのように幸せになって欲しいと、願いたい気持ちでいっぱいになりました。
何故父親は失踪したのか。そして、その後亡くなったのは単なる事故なのか。
気になることも多く、今後どのように伏線を回収するのか期待しています。
次の配信が楽しみです。
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5.0