復讐チャンネル ウラミン ～公開処刑ナマ配信中～の投稿まとめ

3話読了。小学生時代の黒歴史。

ネタバレ レビューを表示する

配信3話、読みました。


ネタバレ感想ご注意ください。


あらすじ通りですが、補足。


主人公、吉浦みのりは5年の時、我慢しきれず教室で便を漏らしてしまいます。

担任の望月も「くっせー」と言いました。


案の定、いじめが始まります。


望月はさらに、みのりに、、


8年後の今では逮捕歴3回の児童わいせつ常習者。


みのりは、協力者にゴーサインを出し望月に集団暴行。

ニュースで望月が、わいせつ容疑者であると全国報道。


これから更に落としてやる、、


みのりは、街でクラスメイトだった曽根を目撃。


曽根は竹宮の強要から守ったのですが、悪目立ちだったので、さらにいじめがエスカレートしてしまった。


みのりは忘れてはいませんでした。


そこへノコノコと、いじめのリーダー格の竹宮が登録して来た訳です。


3話おわり。


感想。細かいツッコミは置いておきます。300万人登録。評価皆無。協力者。


動機は、よくわかりました。


小学生は悪気がないから時として残酷。

まだ8年しか経っておらず19歳。記憶は鮮明。

小学校って何であんなにトイレに行きにくいんだろう。


担任が教え子と一緒になって、ノリで言ったらダメだよな。

教え子は記憶が強烈に残り、忘れられない。


「くっせー」で望月の適性や人格を疑いましたが、

こいつ思いきり犯罪者でしたか。


曽根。かばったつもりが、ただの目立ちたがり。5年生に大人の対応を求めるのは酷ですが、5年生の時を振り返ると、許せないと思うわあれは。

いじめが深刻になるきっかけづくりになってしまった。


竹宮は、いかにもいじめっ子。


物語、伏線回収どうされて行くか4話以降も注目します。

望月はダメだ。傷ついた事実は消えない。

望月が復讐劇の全ての始まりですね。

復讐と現代

復讐というのは、難しい。
マジに復讐なんかしようと思ったら、かなりの金と、時間と、労力がかかる。
さらに言えば、最も困難なのは、モチベーションの維持だろう。
憎しみをキープし続ける、というのは、簡単ではない。
一時は激しい憎悪や殺_意を覚えたとしても、月日とともに、人は結構、「どうでもよく」なってゆく。
それは人間の素晴らしい能力であると思う。

読者の皆さんも、復讐モノの漫画を読みながら、思ったことがあるのではないだろうか。
「いや、その努力を他に傾けた方が、ハッピーになれるんでないの？」と。
そのとおりでございます。
だから、私たちの多くは、苛烈な復讐なんかしないのだ。
そんなことしたって、幸せが近づかないと知っているからだ。
しかし、それでもなお、復讐なのだ、と。
そこに説得力を感じさせられるか否かが、復讐モノの作品の肝だと私は思っている。
その意味では、この漫画は、残念ながら「否」だった。

ただ、復讐のアイテムとして、動画配信サイトを利用する、という現代的な仕掛けは、なかなか面白かった。
ベタといえばベタなのかもしれないが、こういう今風の「公開処刑」的な復讐というのは、ありそうでなかった気がする。