5.0
ほんわかと思わせて見え隠れする闇
中村倫也さんでドラマをやっていましたよね。見ていなかったけど、凪のお暇の作者さんだったのかー、コーヒーも大好きだし…と、軽い気持ちで、読みました。そしたら、あら?ほんわかしたお話…ではないの??まだ全然核心に触れていませんがチラホラと闇が見え隠れしていて先が気になります。話自体はオムニバス形式で読みやすく、色々な人たちの悩みや不安が珈琲で解けて行く感じです。これだけでも面白いのに、更に深い何かが待っていそう。
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中村倫也さんでドラマをやっていましたよね。見ていなかったけど、凪のお暇の作者さんだったのかー、コーヒーも大好きだし…と、軽い気持ちで、読みました。そしたら、あら?ほんわかしたお話…ではないの??まだ全然核心に触れていませんがチラホラと闇が見え隠れしていて先が気になります。話自体はオムニバス形式で読みやすく、色々な人たちの悩みや不安が珈琲で解けて行く感じです。これだけでも面白いのに、更に深い何かが待っていそう。
ドラマをちょっとだけ見てみて、元の漫画に出会ったので、読んでみました。
主人公の雰囲気が、なるほど納得、中村倫也さんにピッタリですね。
コーヒーで癒されるストーリーは、ありがちかもしれませんが好きです。
そんな移動コーヒーワゴンの、癒し系の店主がなぜ追われてるのか?彼がコーヒーに出会うまで、コーヒーの師匠の過去等々、少しずつ謎が明らかになる過程も面白かったです。
バラバラに出会った人達が、どこかで繋がったり、最終的に伏線も回収されて、読み終わりもスッキリでした。
以前、その時の無料分だけは読んでいたのですが、ドラマ化きっかけに全部読んでみました。
ワゴン車の移動コーヒー店の店主が主人公というか狂言回しのように、一話完結でコーヒー店にやって来るお客さんと触れ合う、ほのぼのストーリーが続くのかなぁと思いつつ読み進めていくと。
店主の過去が綴られると内容が一変。
なかなかにハードな過去を持つ店主のストーリーに引き込まれ、あっという間に読み終えてしまいました。
みんな収まるべきところに収まってハッピーエンド。
「凪のお暇」で知った作者さんですが、絵柄はほのぼのとしてるのに、ストーリーはなかなか濃くて読み応えありますよね。
1話を読み始めて、何コレ…絵がなんか雑だし、内気なOLもの?と思っていたら、あら、気付きのお話だったのね。
誰かが見ていてくれます、の言葉にグッ…。
そして2話。死にたがり屋のアラサーOLが無難な日々に、抜け出さない変われない自分に死にたくなっているところにあの絶品コーヒーを淹れてくれる移動販売の謎の青山くん登場。
カフェオレに僅かなスパイスを使って味に変化をもたらすことを彼女に伝えるのがなんか凄く巧みであぁなんかこの話凄いかも!と思ってしまいました。いつも無難な選択を続けていたOLの心を一杯のカフェオレで気づきを与えて前を向かせるって、なんじゃコレ!!
面白いし、はっとさせる!!
と衝撃を受けました。今の私の心が過敏に反応しただけかもしれませんが、多くの方が評価を上げていらっしゃるのでそれは確かかと思います。
知らず知らず日常の自分に置き換えてしまいます。
今自分はどうしたいかではなく、どうするべきかで判断して何十年も積み重ねてきた結果、趣味という趣味もなく、好きな音楽からも遠ざかり、あんなにも大切だったパートナーをないがしろ気味に子育てに没頭し、ふと振り返りあれ、私ってどんな人だったっけ?と自分を見つめ直し中の私にはなんだかグッときてしまいました。
チョロすぎな今の弱っている自分には、このコーヒーがとても極上であることが想像できました。
興味のひき方が上手いと思います。
初めから主人公の過去を匂わせてたので、バッググラウンドが気になりすぎて絵が微妙だと思いつつも、あっという間に読んでしまいました。
絵が微妙だけど、こういう絵だからこそダークな部分もサラッと軽く読めてしまうのかと思います。
個人的に善悪、白黒ハッキリした話が好きですが、この漫画はグレーというか…過去のほるもんの仕事は怖すぎるけど、その中での人間関係は良かったり、今の仕事で関わる人達に対しては良い人であったり…
独特な世界観で、困惑しました。
ウインナーコーヒーも、サラッと見てましたが普通に怖いし、そこまで読んでる中でウインナーが無いのに気づきませんでした。
読み終わってみて、私の中では今までにない感覚が残っていて不思議な漫画でした。
気になる部分がありすぎるので、また読み返します。
最初はホッコリでなんとなくゆったりと読めたけど、だんだんと主人公の過去が見えてちょっとハラハラしました。段々と話が軽いエピソードから重いエピソードに変わる。重くてもしんどくならないように書かれていてそれは良かった。
出てくる人が何かを抱えて複雑に生きている。でも仲間が居たり、理解のある人がいて救いがある。
三代目が一番弱くて強く生きれていないけど、最後はまっすぐ生きて行けるようになり読んでいて救われた。二代目がもうちょっと素直に愛情を注いでいたら、曲がることはなかったのかな。
最後は無事タコさんがお墓に入れて良かったけど、そこまでのエピソードも結構重い。
最後思ったけど舎弟の平さんはルックスもうちょっと珈琲の店員さんらしくならないかな~。ちょっとチンピラ臭さが抜けてない。私だったら利用しないかな。怖いから。
凪のお暇が好きだったので、ドラマ化きっかけで読んでみました。
最初はゆるふわでゴンさん味のある王子様キャラだな〜と思ってましたが、意外な過去があり、現在とのギャップがいいスパイスになってます。
ふんわり癒し系のお話かと思いきや…ハラハラの展開もあり飽きさせません。
コナリミサトさんの作品はこうゆうバランスが絶妙だな〜と思います。
特に「ちゃんと珈琲」という話は心が疲れてしまっている人にぜひ読んで欲しい!
心をふっと楽にしてくれる、ヒーリング効果抜群のお話でした。
ラストがややきれいにまとまりすぎてる感があったので✩4で。
ドラマの方も楽しみです。
最初は美味しいコーヒーの移動販売を通じてあたたかな人と人とのつながりを書かれている物語かと思いました。コーヒーも実際美味しそうですし、飲みたくもなります。
ただ、主人公の青山さん、なにか裏があるようですね。ゆるーい絵で癒されますが、メンヘラな方が多く登場されます。イラストのゆるさで中和されている感じがしますね。
ひきこまれるストーリーで、今終盤の方まで読み進めてますが先が気になります。
はじめはほんわかとした読み切りなのかなと思って読み始めましたが、後半になるにつれ、思いもよらぬ怒涛のシリアス展開にびっくり、一気読みしました。最後はほっこり幸せになるので安心してほしいです。凪のお暇といい、なんというか心の闇みたいなもの、気づきたくないものをさらっと上手に描ける作家さんで、凪のお暇がすきな方にはこちらも絶対おすすめです。
拗らせた人々のオンパレードに若干モヤつきつつもめちゃくちゃ面白い!
ただし、これから読む方は要注意!
最初のほうには間違いなく想像できない展開になるのですが、それが結構怖いです。ですがラストはキレイに纏まりますので読後感は良いですよ!