【ネタバレあり】青に、ふれる。のレビューと感想（21ページ目）

コンプレックスを抱えながらも前向きに生きている主人公がとても魅力的で素敵です。
障害？というべきなのかわかりませんが、
あまり痛々しいと最後まで読めないかも？と思っていましたが、読んで損は無い作品です。

顔に青いアザ(太田母斑)のある女子高生と、顔の判別が出来ない相貌失認の先生がでてくるお話で、どちらもこの作品ではじめて知りました。不思議な世界観でした。ヒロインが自分のアザで周囲に気を使わせないように明るく振る舞う様子が健気で美しくうつりました。

絵がまずとても綺麗で、ストーリーも惹き込まれます。太田母斑や相貌失認は知ってはいましたが、取り扱った漫画を初めて読みました。高校生の時からの友人に太田母斑がありました。ちょうど彼女はレーザー治療を受けている時に出会いました。治療はとても痛いし、費用がすごくかかると言っていたのが強烈に記憶に残っています。今はとてもキレイに治られています。友人は小さい頃に治療するべきだったと言っていました。主人公にも色んな理由や想いがあって、治療もカバーメイクもしていないのだろなぁ。母親がアザがあってもキレイと言っているのも関係してるのかな？治療やカバーメイクをしたら母親を暗に責めているような気持ちになったり？自分自身もアザがあっても内面の美しさは変わらないから、それを肯定したかったり？分からないけど、女性に多いとのことで、しかも顔。痛みの少ない治療法ができたらいいのにと願ってやみません。相貌失認も本当に考えただけで恐ろしい病気だと思いました。色んな人に読んでもらいたい漫画です。

繊細なテーマ

リアルと少女漫画の間という印象を受けました。コンプレックスやハンデを扱う作品です。どうせなら先生とうまくいってほしいですが、どうなるのか期待しています。

あんまり

メイクやレーザーなどで痣を隠せる、あるいは目立たなくさせることを知っておきながらやらないくせに人の言葉にいちいち傷付いてウジウジしててイラッとくる。
近くにこんな人いたらムカつくだろうなあくらいしか感想が生まれなかったです。
ただ絵は好き！！
さわやかなで青春漫画らしいなあと思った。

今のところ全話購入しました。恋愛がベースで、先天的な障害や病気を織りまぜて物語は進みます。
恋愛面では、先生が主人公への好意を自認している様子ですが、教師と生徒、なかなか進むのは難しいだろうなぁ、と…

聞いた事はあったけど、良く知らなかった症状。
細かく特徴が描いてありとても勉強になります。
主人公の女の子が凄くポジティブですごい

キュンするわ～

アザの下り、いじめ？の下り～
先生の顔がわからない下り～
複雑そうで、微妙にいい感じで…
なんか、ジヮ～ってきます！！

絵もきれいでとても面白いです
先生と生徒の恋愛はあまり好みではありませんがペナルティを背負った2人がどう支え合って幸せになるのか続きが気になります

つらい

太田母斑ですが、これは「見えてしまう」。
瑠璃子は私には信じられないくらい強いです。
何より堂々と生活する努力をしているところ。
しかしそれには脆さと危うさも感じます。
私には瑠璃子のような視線に晒される苦悩はありませんが生まれつき抱えているものがあります。
死なないし症状が悪化することもない。
その代わり誰にも理解してもらえません、ぱっと見が「普通」だから。
太田母斑は顔にだけ出るものではありません。
よりによって女の子の顔に出るなんて、どんな悪いことをしたというの？
私なら世界を恨みます。
瑠璃子のように強く生きられませんでした。