みんなのレビューと感想「アルテ」（ネタバレ非表示）

主人公の役者不足感が⋯

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無料配信の150話まで読みました。
中世フィレンツェを舞台に画家を志す女性の成長物語、で、時代考証やら諸々を丁寧に描いた佳作だと思います。

只、中世フィレンツェ初の女流画家プラウティッラ・ネッリをモデルにした話かな、と思って読み進めたので、もう少し「絵」に関する話に奥行きが欲しい感じでした。
主人公アルテのガムシャラ感はスタイルとして出てくるのに、その仕事の中身があまり見えてこない。
ルネサンス終焉期のフィレンツェに於ける絵画の芸術活動、と舞台背景が明確なだけに物足りなさが残ります。

貴族の娘としてのアルテに絡めて“女性の自立”をテーマとした、他の登場人物のエピソードが結構多めに入ってくるのも散漫な印象の要因かもしれません。

ネッリとは無関係の話なのかな？
150話以降に「最後の晩餐」を描く話が出るか否かで分かるのはずですが、それまでこの調子なのかな？

主人公が魅力的！

無料分を毎日楽しみにコツコツ読んで150話
時代背景の詳しいことはわからないけども…文化や風習なんかは身分や性別でとっても厳しい時代
主人公アルテは真摯に仕事や人に向き合ってて凄く魅力的！
どの話も面白いけどカタリーナとの話が好き

ワクワクする！

すごい！　思ってたのと違った。言っても貴族のお嬢さまだから、表紙の印象から、優雅に創作活動するのかと思いきや。スポ根さながらのド根性ものだった！
タイトルのまんま、この作品は、アルテの魅力に尽きる。いろんな困難にぶち当たるけれど、持ち前の負けん気の強さで打開していく。　原動力は、怒りと情熱か!?　くじけそうになっても、彼女を突き動かす。何を成し遂げるにも、とくにこの時代、一番必要なものかも。　普段は気にもしてないけど、こんな無数の先人たちが勝ち取ってくれたからこそ、今いろんな選択の自由があるってことに立ち戻らせてくれる。この作品に感謝！　もちろん、そんな身構えなくても、ありのまま見て、十分面白い！
話数の多さにちょっと尻込みしてたけど、いやいや全然。面白くてグイグイ引き込まれる、どんどん読める。アルテの目が生き生きとしてて、その光の強さに惹きつけられる。周りを変える力、切り拓いていく姿にワクワクする！
あと、やっぱり、師匠のレオがカッコいい。厳しくて寡黙な人だけど、ときにアルテを思い背中を押してくれる。ぶっきらぼうな中に、優しさが見え隠れして。あ～ヤバい、これは惚れてまう！

ADHD主人公の物語

よくあるやつ。こういうサクセスストーリー見て勘違いしちゃうんだろうな

女性の自立in中世！

ストーリーも壮大で、たくましいヒロイン、絵もとてと上手くて、、読み進めるのがすごく楽しみな作品に出会えました！

好きです

時代背景、設定、人物が細やかに作り込まれていて、読み応えがあります。
まだ途中ですが、アルテがこれからどんな道を歩むのかと楽しみです。

画家の大冒険

絵画が好きで元々読み始めましたが、大冒険の始まりにわくわくが止まりませんでした。時代背景からも女性が画家として生きていくには厳しい状況を打ち破っていく主人公が素敵です！

男性社会の中世ヨーロッパを舞台に、画家として世に出て活躍しようとする女性の物語です。中世当時の街並みや雰囲気などが好きな方にはいいと思います。

面白いです

フィレンツェで画家を目指すアルテが工房に弟子入りするまでも大変。大作なんですが、時代背景とかに疎くて凄さが分からずざんねんです。

自立を目指す物語

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16世紀初頭 フィレンツェ。貴族出身の女性アルテが 画家として生きていくことを目指す物語。
中世ヨーロッパのコスチュームものかと思いきや
テーマは至って現代的で 女性への蔑視や偏見。
格差とセクハラ。今を生きる私たちが 直面している問題そのものです。
主人公アルテが奮闘し 努力し 才能を開花させ
自ら人生を切り開いていく様は 爽快だけれど
セクハラ問題だけは（アルテ以外の女性のエピソードだが）女性だけがリスクを負うことで決着していて 痛たまれない気持ちになりました。現代でも
女性だけがキャリアを失うことで 男性の立場を守り それが社会的正解だとする風潮があるので
そこだけは残念です。
ともかく 本作は全ての女性への応援歌です。