5.0
独特
独特のストーリーで面白かったです。この作者の個性的な味のある絵と素晴らしいコラボレーションです。したいでもなんでもいいから誰かの隣で眠りたいとは、面白すぎる。
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独特のストーリーで面白かったです。この作者の個性的な味のある絵と素晴らしいコラボレーションです。したいでもなんでもいいから誰かの隣で眠りたいとは、面白すぎる。
岩井先生の原作が、面白い!人間の心の闇という、世の中で一番の怖さもあって。
とよ(サキ)のお話は、子供の頃から誰も一緒に寝てくれなかった寂しさから、死体とでも添い寝して欲しいと思う、衝撃的なお話。森園先生の死体の絵がすごく怖いです!
自由恋愛は、三角関係のお話で、怖くはないけど。
ライバルいると、嫉妬心が芽生えて、恋愛って盛り上がるのかな。
でも、結局女性は強い。先妻は再婚して輝いてたし、最初妾だったヒロインは可愛い子供と二人で強く生きる事でしょう。取り合った男は結局ひとりぼっち。
密告函が一番怖い。
旦那さんに裏切られた妻が、怖すぎる。
不実をなじりもしないが、コレラの蔓延した川の魚を、旦那だけに食べさせる。
大人しい女性ほど、裏切ったら怖い!
子供時代、愛情を向けられなかったからでしょうかね・・・。
なかなかに歪んでしまっていると思いました。特に勝ち気な先輩がすがってきたときぞくぞくするとか、腐っているのに添い寝してる、とか・・・。
でも、つらい思いをした分、幸せになってほしい!と思ったのに、まさかの展開!!どうなる!?
トヨは、親もなく親戚をたらい回しにされ、牛小屋で牛と寝ていた。親類の男に手籠にされたが、隣に誰かが寝てくれることに喜びを感じた。遊郭に売られても、隣に人が寝てくれることが嬉しかった。なぜ、心中しようとした男が一人で死んでしまったのかは謎ですが、心の優しいトヨが憐れでした。
これが岩井志摩子ワールドなんだなと思いながら読み進めました。一度小説の方を読んでみたいなという気になりました。
ただいずれも私からすると終わり方がすっきりしないと言うかなんと言うか…。
妾や女郎が当たり前の時代はとても耐えられないなと思いました。
心の闇っていうのか。
最初のお話のトヨは幼い頃から名前も呼んでもらえず厄介者として育ったのが、売られた先で誰かと添い寝できる幸せを見つけると言うものですがなんか切ないけど本人はそんなに不幸だと思ってないのかそう言うものなのか。
まぁ世の中にはこんな話もあるのかもしれませんね!社長婦人にはなりたいなぁ!なんて考えた事はあるけれど、私が今まで会ったことのある社長は皆、少なからず女遊びしてたし外に子供がいるとゆー話も聞いたことがある!
ちょっと昔の日本の田舎のお話しからはじまります。
不幸な生い立ちの女の子が、これまたおきまりで、虐げられてこき使われながら育てられ年頃になると無理やりやられて女郎として売られていきます。
昔はこんなパターンが多かったのはわかりますがワンパターンかな。
衝撃的な出だしですが、生きていくための強さを生み出していくのか、これからどう女の人生を、あゆんでいくのか気になります。旦那さまを味方に、うまく障害をクリアしていけるのか、ハラハラしながら読み進めていきます。
私は主に女同士の旦那さんを取り合う戦いについて読ませていただきました。自分よりかわいそうだと思って救ったはずの友人に旦那を取られて仇にして返されるのは女によくありがちな怖い話だなと思いました。