【ネタバレあり】ひだまりが聴こえるのレビューと感想（3ページ目）

優しいBL

貧乏学生の太一と難聴の航平、二人の大学生のゆっくりとした優しい恋愛。
航平は難聴になってから伝えることを諦めているところがあり、他人から一歩引いてますが、太一に出逢ったことで、少しづつ変わっていきます。
太一は明るく元気な性格で、航平が作る壁を軽く越えていってしまいます。
あちら側とこちら側、と航平が表現している世界の中で、太一だけが、無視しても、聞こえないフリをしても、追いかけてきて、話しかけてきます。
太一は、航平のノートテイク（講義の内容をノートにまとめるボランティア）を申し出てくれ、自然と二人で過ごす時間が多くなります。
太一はとても素直で、航平に対しても「聞こえないのはお前のせいじゃない」「なんでお前が遠慮しなきゃいけないの？」「聞こえなかったら、何度でも聞き返せばいい」と、一見当たり前のことを言うのですが、その当たり前をできる人はどれだけいるだろう。そう思うと、太一の優しさや偏見のない純粋さに魅力を感じないではいられせん。もちろん、航平もそんな太一に惹かれていきます。
BLが苦手という人でも、楽しめるのではないかと思える内容。
続編も出ているので、たくさんの人に読んでもらいたいお話です。

太一の素直で真っ直ぐで誰とでも平等に接するとこがすごく好き！なかなか難しいことだと思うから、すごいなって思う！
航平は、難聴で今まで沢山苦労して、人とも関わらないようにしてたけど太一が真っ直ぐぶつかってくるから少しずつ心を許していって、一緒にいるうちに好きになっていく！太一は人気者だから、それを見て辛そうな航平が切ない😭でも、想いも伝わって、太一も航平のことは他の人とは違う特別に思ってるから、これからお互いの想いが通じて幸せになってくれることを祈ります！

シリアスな話

難聴のイケメンと、家庭環境悪いのに明るくてまっすぐな主人公の恋の話。難聴というシリアスなテーマをちゃんと考えてる作品。エロはほぼなし。続編もあり。

次を読まずにはいられない涙腺崩壊超良作品

ただの難聴持ちイケメン男子とのBLではない。出会い、悩み、唯一無二の存在として、引かれ合う。友情をこえた存在として意識し合う…。
なんとも良く練れた作品であり、主人公の天真爛漫さも良い味を出しています。
読んで損は無いレベルの高い作品です。

BLは苦手ですが

主人公たちのキャラと環境が絶妙です。友情なのか、愛情なのか揺れる気持ちが繊細に描かれています。大事な物を大事にしようと改めて思いました。

最初買ってて

完結かと思ったら、続編続編ってなってなんだかなぁ、、、ってなった。一巻は面白かったけど、2巻以降を読む気にはなれなかったから、私の奥底ではイマイチだったのかもしれない

ピュアな感じが

ホントにたまらん。BLって苦手意識あって見なかったけど、凄い心あらわれるというか。キュンってなるし。心と心の触れ合いが、そのうち重なりたくなるに繋がるのかと思うとドキドキです。

初めてBL作品で泣きました。
太一くんは友達だからっていう理由だけで動ける人だからすごいと思う。
でも最終的には恋愛感情として落ち着いてくれる感じも、幸せになってくれ...って思わせてくれる！

優しい太一が好き

難聴の航平にいつも優しい太一が凄く好き。当たり前の対応なんだけど、そう簡単にできないのが今の世の中。でも太一はいつも真っ直ぐでだから好かれても不思議じゃない。そんな太一に恋して切ない気持ちになる航平もまた優しくてこの本を買って良かったと心から思ってます。

良い

作者様買いです。とにかく、温かく、愛ある物語です。BLが苦手な方も是非読んでほしいです。エロシーンはなく、同性が好きな耳の悪い男の子と、優しさ溢れる男の子の、人間同士の優しいお話。内容がしっかりしていて、読みごたえあります。