5.0
大人の一人としてやるせない
これは、たった一人の友人を守れなかった、死なせてしまった美月の贖罪の物語
自分自身の人生をなげうってまで美月が成し遂げたかっとことは、大切なたった一人の友人を追い込んだ男を社会から葬り去ること
美月の行動には迷いがなく、後悔もない
ラストはマコとの約束の場所で、やっと美月は心を解放できたので、美月はこれから前を向いて生きていけると思った
徒花とは、汚い大人に奔走され18歳で散ったマコではなかったかと思う
お互いしか頼る人がいなかった美月とマコがあまりに不憫で、大人の一人としてやるせない
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