2.0
トラウマ級に傷つくストーリー展開;
恋の行く末を確認したくて最後まで読んだら
やっちまった感がハンパない 笑
そもそもがゲイの理央の元に主人公のJK(16歳)が転がり込んで知り合ったばかりで同棲開始!って 未成年ですけどコレ大丈夫?!な、ところから始まる
ベッドも共にしていくうち(キス止まり)に理央も徐々に主人公に好意を持つも、主人公にセフレとの絡みを見られて実家に戻られてしまい、その主人公を追って理央が実家まで行き、やっとお互いの気持ちを初めて口にする
ここまではまだ良かった がっ!
その先がトラウマ!初めて一緒に寝てみたら 理央はやっぱり体が女性を受け付けず 二人は別々の道をいくことになる 性癖はそう簡単には変えられないとこはリアルかな?!
そして 理央は、主人公に特別な感情を抱きつつも女性はダメなんだと再認識して気持ちを切り替え、同性の恋人と新たな生活を始めるが
主人公は、友人関係で理央と繋がりながらも、理央への想いが断ち切れず、モデルの仕事はうまくいっても満たされず、報われない想いを抱えて生きるというやるせない結末
読者は すっかり置いてけぼり 笑
例えばこれが、主人公は今は恋人と幸せに暮らしていて、17歳の頃の初恋を痛みとともに懐かしく思い出すくらいのフェアな設定ならまだ救いがあったかも
寝てみたらやっぱり女性はだめだと男の元にいかれると、主人公のことを追いかけてきて好きだとい言ったあの感情はどこへいった?と聞きたくなる 結局は心身ともに繋がれる相手じゃないと恋人は難しい
理央の設定を、話の最後の方で、ゲイから 女性も恋愛対象にするバイに都合よく変えなかったのは良かったが、やるせない思いだけが残った
主人公がトラウマを乗り越えて 次の恋で幸せになることを願わずにはいられない話だった
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