みんなのレビューと感想「不如帰～ほととぎす～」（ネタバレ非表示）（12ページ目）

高浜虚子のほととぎすを題材にして忠実に再現するとこういうクソ継母、すぐに別の女に入れあげてしまうバカ父がリアルで嫌になる

昔の物語を漫画にしたお話なんですね。
いつもは読まない系統のお話でしたが、主人公の清く美しい心にぐっときます。
人生はなかなか上手くいかずですが、考えさせられちゃう漫画でした。

不思議な魅力があるエピソードと絵柄につい読み進んでしまった。古典のストーリーとテンポが合っていて良い作品。

純愛

主人公が健気で、涙涙してしまいました。最後まで一気に読んで、これが本当の純愛なんだなぁ、と思いました。幸薄い美しい女性は、やはり男性が放っておかないですよね。その分、周りの女性からの嫉妬も多い、大変です。

なんかヤバイ

幸せになるために結婚したはずが、なんだかヤバイ方向へ進んでいきそうで怖い。ストーカーチックな人物やら人がいいのか腹グロなのかわからない人物やら。小説も読んでみたくなる！

昔あった典型的な昼メロドラマですね。
ちょうどこんな髪を結ってた様な時代には、社会情勢や男尊女卑、家柄、嫁姑、色んな事があって女性には生きにくい時代だったと思います。
今見てるとムカムカしますね。

途中までしか読んでいないですが、主人公の清らかな性格は清々しく思います。ハッピーエンドになればいいと思います。

嫁姑問題なんでしょうが、何であんなに鬼婆なんでしょうか…。可愛い息子を取られたのが寂しいのかもしれないけど…、自分が嫁だった時はどうしてたのか？まぁあの鬼婆なら姑をイジメてる感じだけど。

絵が上手い

ストーリー展開の抑揚には欠けるが絵が上手い。美人やイケメンはどの角度からも美人に描けており読み手の感情移入を期待できる。

原作は、新派悲劇を代表する作品のひとつです。
新派の舞台も見たことがあります。
これを劇画にして今の若い世代の人にも親しんでもらえるのはとても良いことだと思います。
しかし残念ながら描写が雑で、全体的に時代物らしい格調に欠けるのが残念です。