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奨学金と会社員時代の病気のときの治療費や入院費の為にコンビニと新聞配達をしながら、保護司をする主人公阿川佳代。
お金の為にする仕事ばかりだと自分が嫌になるからと
無報酬である保護司を続ける佳代。罪をおかし、償って出所したのに世間の風は冷たい。法律に偏らず、心に寄り添うこんな保護司が居れば良いですね。
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奨学金と会社員時代の病気のときの治療費や入院費の為にコンビニと新聞配達をしながら、保護司をする主人公阿川佳代。
お金の為にする仕事ばかりだと自分が嫌になるからと
無報酬である保護司を続ける佳代。罪をおかし、償って出所したのに世間の風は冷たい。法律に偏らず、心に寄り添うこんな保護司が居れば良いですね。
本当に読んでて辛くなる時もあるけれど、地に足のついた作品と内容。
自分以外はみんなににをかんがえてるのか分からないけれど分かろうとする保護司という丁寧で、少し不器用な主人公を応援したくなる作品です。
どうかどうか裏切られてもめげないで欲しいです。
綺麗事ばかりではない作品に惹かれます。
犯罪はいけないことですが、犯罪者にもたくさんの背景はあると思います。被害者や被害者家族からすればどうでもいいことですが、いつどこで他人事ではなくなるか分かりません。こんな方の努力は簡単にはできないことですね。しかもボランティアとは。うまくいかなくても素晴らしいことだと考えさせられます。
犯罪の内容にもよるけど身内同士での悲しい事件や、庇いたくなるような犯罪者もごく稀に居ることから保護司のような思考も理解できなくはない。でもかなり綺麗事だなとも思う。前科者は生きにくいって当然のことだと思う。映画化されるということで読んでみましたがなかなか良いテーマだと思いました!
主人公は若い女性ですが、ボランティアで保護司と言う仕事をしています。収入となるのは新聞配達とコンビニのアルバイト。それでも次々と出所してくる元犯罪者に、優しく接し、それ以上が親身になる対応です。彼女の生活も気になりますが、前科者たちの社会復帰についても考えることが多かったです。
法を犯したら、まっとうには生きていけませんね…
自分が更正したいと思っても、周りのろくでもない人間が、あの手この手で、つまずかせようとしますね。
それがリアルですし、本当に悲しいことです。
それならそもそも犯罪を犯さなければ良い、ということですが、世の中、うまく行きませんね。
保護司の仕事を詳しく知らなかったので、そういうところでもついつい読んでしまう作品です。
ページ数が少ないわけではないけど、内容の動き?進み具合?が少しゆっくりな感じがしてちょっとヤキモキするのでマイナス1にしました。
いろんな人間が登場し、そのそれぞれの黒い部分も見えますね。
まだ無料分しか読んでないですが
まず保護司さんが、対価なく、仕事をされてるのを知りませんでした。こんな大変な仕事なのに。。それと愛子をみているとイライラするのは何故だろう 苦笑
前科あっても必死に向き合う姿が痛々しい
色々偏見で見てはいけないなと思いました
保護司って実際にある職業なのでしょうか。自宅に読んで食事したり、かなりリスキーなのに無償なのが信じられません。
些細な言葉ひとつで再犯のきっかけにもなりうるので、よほどの人格者でなければできないお仕事だと思います。
興味深いので今後も読みたいと思います。
まずは、保護士という仕事、こういう仕事…というか社会福祉の方法があるの?!とびっくり。ググってしまいました。
でも感情移入が難しくて、どんな理由があっても犯罪者に親身になることが出来ないかも。保護士がどういう気持ちでやっているのかなかなか興味深く読めました。