5.0
ほっこりのんびり
舞妓さんのまかないさん。
置屋でお料理をつくることがメインで話が進んでいきます。お料理の描写も美味しそうでみていて楽しいですが、キヨちゃんもすーちゃんの幼なじみらしい愛のある2人の関係性がすきです。
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舞妓さんのまかないさん。
置屋でお料理をつくることがメインで話が進んでいきます。お料理の描写も美味しそうでみていて楽しいですが、キヨちゃんもすーちゃんの幼なじみらしい愛のある2人の関係性がすきです。
見知った地名や社会文化が出てきて、わかりやすい。結構面白かった。まかないさんになっても、花街に関わっていきたいのが理解できない。
舞妓さんになりたくて、上京したキヨちゃんでしたが、おっとりした性格で舞妓さんには向いてないと、田舎に帰るように促され帰ろうとしていた日。お弁当にみんな飽きていたところに、キヨちゃんが冷蔵庫にあるものでサササッと親子丼を作った。それがきっかけで、まかないさんとして祇園に残ることに。優しいキヨちゃんの作る料理と雰囲気に癒されます。
舞妓さんのまかないという非日常の中での、凝ったものではない日々のご飯。大きな事件はなく、たんたんと進んでいくストーリーと相まって、なんだか癒されます。
ほとんどが1話で収まっているのもちょうどいいリズムで、疲れた時にほっこり読んでしまいます。
かたや京都で舞子さんの生活。
そして、青森での生活、思い出。方言がいいですね。郷愁に浸れます。舞子さんの日常も垣間見えるので、なかなか面白いです。
舞妓さんの話は色々ありましたが、裏方の話は初めてで楽しく読みました。
キヨちゃんのほんわかした性格がなごみます。
初めて知る、舞妓さんの生活の一部。
他の方のレビューのように、何か特別な賄いがあるのかな?と思いましたが、ごく普通のメニューばかり。
でも、花の街だからこそなのかなと。
キヨさんの人柄、料理の描写がほんわか優しい気持ちになりました。
奇をてらったご飯はでてきませんが、主人公のほのぼの感と舞妓の置屋という設定、絵のタッチどれもがぴたりとハマっていて、ゆるりと読める作品でした。
レトロな雰囲気がありつつ可愛らしい絵柄で読み易いです。舞妓さんの描写なんかは細部まで綺麗に描かれているけど、主人公のまかないのキヨちゃんはさっぱりした絵柄で描かれていて、場面ごとの使い分けが上手だなと思います。
舞妓さんの夢破れて、それでも皆んなの喜ぶ顔にやり甲斐を感じながらまかないさんをしているキヨちゃんがとても素敵で和みます。親友のすーちゃんも美人で性格も素直でまっすぐ、2人とも応援したくなりました。
なんとなく一巻の表紙のキヨちゃんはタッチの南ちゃんを思い出しました。
日常のご飯が彩られている気持ちになります。ほっこりする漫画です。