3.0
首を捻った
以前、この作者の別の漫画を読んだときは、とんでもない力量の持ち主だと感じた。
人物の造形が異様なほどリアルで、そして、怖かった。
それは、上手く言えないが、「怖い人間を描く」というようなことではなく、人間がどれほど恐ろしくなり得るかを、冷徹に見つめる、ということであるように感じた。
私はどこか「そういうもの」を期待して読んでしまったせいで、本作には正直、首を捻った。
by
roka
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