みんなのレビューと感想「第3のギデオン」(ネタバレ非表示)

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  1. 評価:5.000 5.0

    二人の男を軸とした、新説フランス革命

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    貧困に喘ぐ国を合法的に救いたい平民のギデオン。
    目的の為なら手段を選ばない危険な貴族ジョルジュ。
    目指す未来は同じでも、進む道は真逆ですが、二人はかつて家族のように深い友愛で結ばれていました。。。
    ギデオンを中心にストーリーが進んでいきますが、スピード感があり、家族愛、ロマンス、時代的に、もちろん残酷なシーンもあります。
    フランス革命を舞台にしているので、お馴染みのマリーアントワネット、ロベスピエール、フェルゼン、ネッケル等のお馴染みの面々が登場しますが、マリーの夫ルイ16世の人物像が、かつてない解釈で描かれており、とても興味深く面白いです。
    乃木坂先生の「幽麗塔」は圧巻の面白さだったで、こちらも読み始めましたが、相変わらず乃木坂先生の描く女性の体はうっとりする美しさです。
    ストーリーも絵も満足度が高いので星は5つです!

    • 11
  2. 評価:4.000 4.0

    魅力的なキャラが多い。

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    ベルばらに始まり、フランス革命の話は沢山読みましたが、貴族・平民それぞれの事情が丁寧に描かれているのは、この作品だと思います。

    理不尽な処刑のされ方をした人など、グロテスクな描写もありますが、夢中で読んでしまいました。
    バスティーユ監獄の長やパン屋の処刑シーンはせつなくなりました。
    特にバスティーユの長の娘さんがお父さんを探すシーンは泣けました。
    長さんは、仕事を全うして、なるべく血を見ない話し合いをしようとしていたのに見ていて辛かったです。
    ただ、貴族だ平民だというだけでの殺し合いは悲しいと思いました。

    主人公は途中まで、しっかりとした考えを持ったキャラクターで好感持てましたが、途中で闇落ち?で中途半端なキャラになったのは残念。
    逆にジョルジュは、最初は妖艶なサイコパスかと思いきや、段々人間味溢れたキャラクターになってきたのが面白かった。

    何と言っても史実の人物たちの描かれ方が良かったです。
    他の作品ではルイ16世が不憫な描かれ方でしたが、このルイ16世はカッコ良くて威厳があって、マリーアントワネットともラブラブで実際には良い王様だったことが描かれていて良かった。
    他作品で良い人なんだけど、うだつ上がらなかったりモブキャラ扱いされる事が多いけど、この作品はちゃんと値打ちのある王様に描いてくれていました。
    マリーアントワネットのキャラも素敵で可愛くて明るくて威勢が良くて、夫と子供を何が何でも守ろうという姿勢が素敵でした。
    他作品は、マリーは良い旦那様のルイ16世を差し置いて、フェルゼンとのめくるめく愛の世界ばかりで少し辟易していましたが、このマリーはフェルゼンを利用して、夫の為に王家のために頑張っているのが斬新で良かった。

    あと、サンジュストのキャラも他作品と違って冴えない童貞というのに笑った。
    他作品では女性と見違えるような妖艶なキャラだったのに普通の常識ある人に描かれていて、そこから冷酷な大天使になった経緯が感慨深い。

    そして、ルイ16世とマリーアントワネットの子で王位継承第一位のシャルルくんが救われる結末で良かった。
    実際には王太子というだけで、酷い虐待を受けた説濃厚で、本当はこうだったら良いなという結末で良かったです。

    他のフランス革命と並べて読むのも面白いし、単独で読んでも良い作品ですね。

    • 3
  3. 評価:4.000 4.0

    父性がテーマの珍しい作品

    主要な人物が皆、父に対してとらわれていて、それぞれが革命の進展とともに父という存在を乗り越えていくというテーマがあり、おもしろいです。女性の生き方や権利に対して少し触れるシーンもありますが、これに関しては中途半端な描き方でした。男性性や父性がテーマですが、主要な人物に美形が多いのでマッチョな感じがしなくていいです。
    そしてとにかく、絵が上手!人物の描き分けも素晴らしい。同じ人物の感情の変化、表情の変化も抜群です。すごい漫画家さんですね!!

    • 3
  4. 評価:5.000 5.0

    愛しくなる登場人物たち

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    フランス貴族の生態が、身近な親しみやすい人間像で描かれているのが面白い。それにジョルジュは色気があり魅力的だし、ギデオンは色々な経験を通して考え方が変わったからのようだが、しっかりとした人間の深みや忍耐強さや愛があり、性格が本当に良くて賢い。一番、マリーアントワネットのキャラが良かった。良くあるマリーアントワネット像ではなく、意外にたくましく賢く可愛いくて好きになる。一部捕まった箇所は怖いし、昔の人は本当に恐ろしいと思う。全体的にいい意味で貴族と平民の交わり方が仰々しくなくて、さらっとしていて親近感が沸いた。人を惹き付けるストーリーや描き方も全て素晴らしい。

    by 匿名希望
    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    うっすらとしかフランス革命を知らないのですが、あの国王や王妃がこんな人だったら?と思いながら、ガシガシ読んでしまいました。
    ひとつの出来事を善にも悪にも転がせる事に恐怖を感じたのですが、よく考えたら今の時代も同じ。
    時代が変わるパワーってのは凄まじいものがある。血も流れてしまうけど。
    後半の疾走感、テンポとてもいいです。読むのがとまりません。
    文句なしに面白いです。
    最後はやっぱり、知っている結末になってしまうのかな。
    だとしたらどう描くのだろう?楽しみです。

    • 1
  6. 評価:5.000 5.0

    違う角度のルイ16世

    ルイ16世、マリーアントワネット、ルイシャルルに興味があり 某SNSにておすすめされていたので、飛んできて読みました。半分位読み終えての感想です。

    絵が綺麗なのと、展開のテンポが良く面白いです。疲れを感じるヒマも無いまま一気に読めます。
    個人的にこの中の ルイ16世、マリーアントワネット、、とても好きです。。
    本当は、こういう側面のある人達だったのかも知れないなぁと。時代が時代だったので 今みたいにネットやテレビで人柄や顔などを知れる訳でも無く、情報は人づて、、悪意有るなし関わらず間違った情報に扇動されて振り回させる人々、、
    今この時にも言える事だけど、情報を選ぶちからと言うか(直感に近いかも知れない)そういうものを、自分の中にきちんと持って居たいなぁと感じます。

    内容とずれてしまいましたが、こちらのルイ16世、マリーアントワネット、オススメです!
    ルイ・シャルルは、、まだ余り出てきて居ないのでこれかなどうかなぁと。シャルルはちょっと怪しい展開になってます。。汗

    • 1
  7. 評価:3.000 3.0

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    話が凝ってます。

    個人的に絵が少し苦手で、
    グロいシーンが多くて、
    途中で「続き読むのどうしよう」と、迷ったりしたけど…。

    途中で読むのやめないでよかったぁぁ、と思う。

    国王の弟に捕まって、ギデオンがいたぶられるシーン。
    死を覚悟したギデオンが
    目を閉じて、最愛の娘ソランジュへ対する思いを心のなかで語りかける。
    その一つ一つの言葉に、ウルッときた。

    そしてジョルジュの過去の回想シーン。
    うぅ……(涙)
    せつなくて、胸が痛くなった。

    フランス革命に関わる話、というのももちろんあるけど、それだけじゃなく
    「なんかすごいモノを見てしまった…」という気分にさせられた。
    こんな話思い付くなんてすごいな、と思った。

    しかし
    なかなかのグロさなので、苦手な方は要注意です。

    • 3
  8. 評価:5.000 5.0

    フランス革命を描いた圧巻の作品。
    王政が倒れ市民政治へと変革を遂げる過程を、平和的改革を臨む平民ギデオンの視点で描いている。

    愛、憎悪、嫉妬、狂気等、人間の内面をえぐり出すように表現した作品であり、グロい描写も多く、そちらが苦手な人には耐え難いかも。ただ、ストーリーは素晴らしく絵は綺麗で、登場人物も皆魅力的(キャラ立ちしている)なので、是非とも多くの方に読んで頂きたい作品。

    革命に伴う狂気の果てにあるのは…。ラストは『こう終わるのかぁ~!?』と驚かされましたが、ホッと救われるようなエンディングでした。

    by Joker
    • 0
  9. 評価:3.000 3.0

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    他の方達のレビューにもあった通り、ルイ16世とマリーアントワネットの描き方が、今までのイメージと違って魅力的であり、新鮮でした。
    代わりに、主人公達は…途中まではとても魅力的で、話も面白かったのに、終盤にギデオンとジョルジュの立場が逆転した辺りからつまらなくなりました。
    人間を描いていると思えば、心変わりも分かるのですが、漫画ですから、ギデオンくらい非暴力主義の善人を貫いて欲しかった…
    最後が何とも消化不良な作品でした…

    by 匿名希望
    • 2
  10. 評価:4.000 4.0

    乃木坂ワールド

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    フランス革命の時代のお話。第2身分の貴族の息子ジョルジュの遊び相手に 幼いときに口減らしに買われた第3身分の平民のギデオン。
    幼いときに遊んでいる最中に剣でジョルジュの左眼を突いてしまい、ジョルジュの強い勧めでその場を離れてしまい月日が流れる。
    娘の窮地に現れ、邂逅を果たす。
    二度と剣は取らない、戦うのは言葉でというギデオン。
    革命を起こそうと二人は誓うが、見ている方向は同じでも手段は格段に違う。
    昔雑誌で読んだのを思い出してきました。
    主人公の立場が実は逆だったような…
    またこの作品に出逢えて嬉しいです。最後まで読んでみよう。

    • 0
全ての内容:全ての評価 1 - 10件目/全149件

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