みんなのレビューと感想「プライド」（ネタバレ非表示）（4ページ目）

それぞれの夢と成長

それぞれの立場、状況から、夢に向かって突き進む、ピュアさと強さを感じ、読んで凛とする作品。

まあ

ザ！少女マンガですね。一条先生はとても良い意味で作画がかわらないのでうれしいです。絵がほんときれいです。

誇り高くプライドの高い女性が恋をして成長していく物語。ライバルとなる面々も魅力的で引き込まれました。

格差

性別の描写に時代を感じるところもありますが、格差に晒された女同士の強い生き様が描かれていて面白いです。
持つものと持たざる者の対比の中で苦しみながら、自分の夢を叶えて行くのはどこかガラスの仮面などを彷彿とさせます。

しおちゃんの凛とした輝き

しおちゃんの凛とした輝きに目が話せません。誰に対してもブレ無いと言うことは難しいので、憧れます。絵が綺麗です。

とてもドラマティックで引き込まれる作品

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一条先生の作品は庶民の感覚から外れたストーリーで読んでいて刺激的でとても面白いです。この作品も続きが気になってページをめくる手が止まりませんでした。しかし読後感がいいかというとそこが微妙でちょっと残念ではあります。

面白い

作者さんはかなりオペラや音楽のことに詳しいか、相当リサーチしたんだと思う。現実離れしてるところかなりあるけど、ストーリーは面白くて先が知りたくなる作品です。

エグいなぁ

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WEB漫画の展開が早くて薄っぺらい復讐劇に慣れてしまっていたので、久々にちゃんとした漫画を読んで重厚さに胸が苦しくなるくらい満足しています。

「お嬢様の一人勝ちで結局は金」という見方の人も多いみたいですが史緒はいつでも自分軸で生きていたから幸せになれたのだと思います。

対して萌は愛情不足で自己肯定ができないから他人の中でしか幸せを見つけられない、他人軸でしか生きられない。

だからと言って史緒に行ったことや萌の言動には全く同情できないし、あまりの腹立たしさに萌がどれくらい嫌われているか途中で何度もネット検索しました（笑）

しかしエグいのが、そんな萌がやっと愛を知ってこれから人生を取り戻そう、という瞬間に若くして生涯を終えてしまうこと。読み手に萌への哀憐の情を残したかったのか、作者も猛烈に萌が嫌いだったのか。

どちらにせよ酷い事するなぁと妙に冷静になってしまうほどインパクトがある終わり方でした。多分後者かなー。数コマであっさり終わっているし、あのまま幸せになる事も憎まれ役のまま終わる事も出来たのに、1番残酷な選択ですからね。

最後の数話は絵が雑になってたのも気になったので、なにか事情があったのかも分かりません。
賛否両論あるようですが、私は最後まで読んで良かったと思える作品でした。

一条先生といえば「有閑倶楽部」だったのですが、この作品はすごい！
まだ無料分しか読んでないですが、どうかみんな幸せになってほしい！

面白い！

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人にとって「プライド」って、なんだろう？　ところどころでそう考えさせられました。

恵まれた環境で愛されて成長した人(史緒)と、経済的に厳しいなかで唯一の家族である母からの愛情も感じ取れずに育った人(萌)とでは、ここまで生き方に違いがでてきてしまうものなのでしょうか。
そうなのかもしれません。

オペラを知らないわたしですが、歌うことの歓びがストーリーや絵から伝わってくるからすごいです。欲をいえば、萌には萌なりの幸せを掴んで欲しかったですが。

はじめて課金して読み終えた作品になりました。お勧めします。