4.0
切ない
新婚早々のだんなさんが航空機事故で亡くなったものの、神様の力を借りて姿形はそのままで別人として妻のもとに現れるというお話。たとえ別人としてでも彼女のそばにいたい、愛されたいという彼の気持ちが切ない。
- 21
382位 ?
新婚早々のだんなさんが航空機事故で亡くなったものの、神様の力を借りて姿形はそのままで別人として妻のもとに現れるというお話。たとえ別人としてでも彼女のそばにいたい、愛されたいという彼の気持ちが切ない。
砂時計は芦原先生を初めて知った作品でした。
もう何年も前にテレビドラマ化されたときに毎回楽しみに視聴していました。そこから単行本を購入しました。
単行本は実家においてあるので、今回改めてこちらのサイトで読んでいます。
ドラマ化をきっかけに作品を知るということもあるので、今問題となっているドラマ化がすべてダメだとは言えないとは思います。
ただ、それはドラマが原作者の意向に沿ったものであること、たとえ変わる部分があったとしてもそれは原作者の合意があって成り立つ話でないといけないと考えます。
私は報道されていることしかわかりませんが、芦原先生のお気持ちを考えると言葉になりません。
先生のお心が今は安らかであることを願います。
総務部で働く37歳の智子目線で展開していくお話。
推定年齢60歳と言われている初瀬さんは究極のお局扱いで煙たがられているが、智子は自分の苦境での彼女の発言などから、みんなが噂しているような人ではないのではと思い始めます。
その会社ですが、智子と新入社員の女性を比べて昭和と令和などと揶揄する上司や、独身の智子のことを心配しているとか幸せになってもらいたいとか言いながら明らかにバカにしている同期の2人など、ありえないような言動の人材にびっくりしました。
おそらく、究極のお局と言われている初瀬さんだけれど、こんなひどい人たちと比べて実はとてもまっとうな人みたいな描き方なのかなと勝手に想像していますが、それにしてもこんな非常識な人たちがいるような会社は嫌だなと思いました。
内緒の社内恋愛の彼がいつの間にか(?)同僚と付き合っていた!という衝撃の事実を知ったヒロインのやけ酒(実は酒癖が悪い)に偶然つきあってくれたイケメンが後日上司として配属されてきたうえに、「あの日一緒に婚姻届けを出したじゃない」みたいなノリで接してくるという何とも奇想天外なお話が展開していきます。
とにもかくにも上司のノリがいいです。もちろんノリだけではない深い何かがあるのだろうなとは思いますが、その辺も楽しみにしつつ、真面目で頑張っているヒロイン真央の幸せを願いたいと思います。
タイトルに何となく興味をもって読み始めましたが、何となく読むような内容ではなくびっくりしたのと、以前読んだ「おひとりさま」の作者さんの作品だったことにびっくりしました。
犯罪者の子どもたちは幸せになってはいけないのか?という一言では片づけられないくらい重いテーマですが、幸せになってもらいたいと思います。
子どもは親を選ぶことはできません。だから、辛くても前を向いて自分の幸せを追い求めてほしいなと思います。
20年ほど前の思い出の人のことを心に秘めつつ仕事に打ち込むジュエリーデザイナーの女性のお話。
仕事を押し付けてくる上に年齢のことでバカにするような態度をとる後輩やヘラヘラした感じの社長秘書など、周囲の人材は決してよいとはいえない環境で、自分の仕事に誇りをもって頑張るヒロインには公私ともに報われてほしいと思います。
社長が思い出の人なんだろうと思うものの(名前は違う)、もう少し読み進めないとわからないなというのが無料分まで読んでみた感想です。
結婚3年目の記念日に待ち合わせをしていたら、目の前で夫が車にひかれて自分とは違う女の名前を読んで亡くなるというとんでもない事態からお話がスタート。
夫婦仲もよく優しい夫だと思っていたのに、どん底に突き落とされたところから最後に口にした女の名前”ななこ”が誰かをつきとめようと奮闘するヒロイン。
わかったところで虚しいだけともいえるかもしれないけれど、浮気をしていただけでもなさそうな義母や義弟の様子からも何も知らないままでは前に進めないだろうし、頑張る彼女を応援したいと思う。
何となく読み始めましたが、漫画の域をはるかに超えて小説のようです。ヒロイン鹿子が恋をしてこれまでに感じたことのなかった嫉妬など負の感情も知ることによって、どんどん人間として成長していく過程も素晴らしく、また加賀谷先生を巡る人間関係も読み進めていくうちにこんなつながりがあったのかというところがあり読み応えがあります。
現在中断中のお話の再開を望んでいたらこの作品を見つけました。
葛西心春の高校生のときのお話なんだろうけれど、求めているものはこれと違うんだなあという上に絵がイメージと違いすぎます。
ヒロインは美人で仕事もよくできる茜。社長の加納に密かに想いを寄せている。
一方の社長加納は、実は学生の頃の茜をすでに見初めていて・・と両片想いであるにも関わらず、お互いに恋愛に関しては奥手なのでどうしたらいいのかわからずといった状況のままゆっくりと展開していくお話。
立派な社会人の両片想いという設定に賛否はあるのかもしれないけれど、二人に嫌味なところは全くないので、むしろ好印象。
今後の2人の仲の進展と社長が彼女がアルバイトの頃の常連さんだったことに気づくのかどうかにも注目したい。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
そうなってもかまわない