4.0
モノクロ版からきました
モノクロ版で読んでいた作品がカラーになると、色が邪魔をして元々の作品の良さが半減することもありますが、落ち着いた色合いで大人の恋愛という感じが上手く出ていると思います。
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46位 ?
モノクロ版で読んでいた作品がカラーになると、色が邪魔をして元々の作品の良さが半減することもありますが、落ち着いた色合いで大人の恋愛という感じが上手く出ていると思います。
主人公のゆうかさんが自己肯定感が低めだからよけいに夫のモラハラ度合いが目立つのかもしれませんが、こういう無自覚なのはたちが悪いなと思います。
全くの無自覚なのでたぶん夫が変わることはないと思われるので、ゆうかさんががんばって自立できるように応援しながら読んでいきたいです。
夫の不倫に気づいてから復讐が始まるまでがやや長いですが、復讐するとなってから徐々にサレ妻詩穂さんの仲間が増えていくあたりは楽しく読めました。
タイトル通りのお話ですが、妻の亜季さんはなぜこんな男と結婚したんだろう?
お付き合いしているときも浮気現場に遭遇するなど、”そういう男”だということはわかっていたから引き返すことはできたのではと思います。
クズ夫はせいぜい厳しく成敗されればいいでしょうけれど、なんだかそれ以前の問題だという気がしてなりません。
両親を亡くして叔父の家に引き取られたものの、使用人以下の扱いを受けるヒロインというわりとありがちな設定ではある。
そんなヒロイン朱弥子が、叔父夫婦の娘の意にそわない縁談を押し付けられて着の身着のまま嫁に出されるところからお話が展開していく。
お話の展開もテンプレートっぽい感じでわりと分かりやすいけれど、嫌な感じはなく、それも朱弥子の人柄の良さ故かなと思われるので、彼女の幸せを素直に願える作品になっていると思う。
タイトル通りのお話であるとは思いますが、パラサイトしている涼太の目的が何なのか知りたいような、かなり不気味なので知りたくないようなという感じです。
婚活ものは数多くありますが、このお話は”結婚を成就させること”よりも、”婚活過程のあれやこれやを痛快に描く”ことに主眼を置いているように思います。
笑いありなるほどと共感するところもありで楽しく読めましたが、最後にびっくりでした。そこで終わるんかい?みたいな・・
気になる方は最後まで読んでみてください。
怨み屋シリーズからこちらにきました。
リセットマンは名前の通り人生をリセットさせて再生させていくというお話です。怨み屋シリーズにある痛快さという点ではやや薄いものの、人生の応援歌的な側面は安心して読むことができます。
横浜支店の巣来間さんは日常は市役所職員で勤務時間外に怨み屋の仕事をするというちょっと変わり種ですが、ある目的を持っています。
怨み屋の仕事している中では、依頼人に感情移入しがちなところもある人情味のあるタイプで、支店長達からそれを指摘されることもありますが、読者からすると共感できる部分もあることが多々あります。
見た目がいかつくて怖い感じの寿々木くんはお菓子作りや手芸が好きな男の子。中学生の頃そのギャップを気持ち悪いとからかわれた過去を持つ。
高校生となった寿々木くんが友達となった春名くんはそういう彼のことをよく理解して自分が好きなことをやればいいと言ってくれたりクラスメートとの間を上手くつないでくれたりして、寿々木くんの世界はどんどん広がっていく。
日々の生活に追われている身としては、寿々木くんのようにおいしくお茶を飲むことにこだわったり、4歳の妹のお人形の洋服を作ってあげたりするのってすごいなと思う。
お話としては、基本的に嫌な人が出てこない(中学のときの同級生を除く)のもいいと思う。
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今夜、うちにおいで~冷徹上司の理性が溶けたら【フルカラー版】