3.0
伯爵家の侍女フレイヤは、幼い頃優しくしてくれた少年ローガンを王子さまのように思い淡い恋心をいだきます。
でも、ローガンは姉のソフィアの婚約者となったため、フレイヤは彼のことを諦めます。
そんな中、2人の婚約が解消されて、姉の代わりにフレイヤが結婚という話になります。
以上の経緯を経たところからお話が展開していきますが、当のフレイヤはお転婆なのはいいとして、あまり人の話を聞かないんだなと思わせる描写が多々あります。
結婚当日も、彼がまだ姉のことを想っているのだと勘違い(?)しているために、
「あなたから愛されたいと願ったりしません」
と先に言ってしまいます。
いくつかの描写から実はローガンはフレイヤが好きなんだろうなとわかるのですが、2人とも自分の片想いだと思い込んでいるために上手くいきません。
さて、何をきっかけに拗らせた両片想いが好転していくのかを楽しみに読んでいこうと思います。
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かりそめ妻は円満な離縁を所望します!~氷の騎士の溺愛はわかりづらい~