3.0
治外法権?
地味な容姿と性格からひどいいじめを受けていた主人公サキは逃げるように郷里の島を出たが、大人になって教師として復讐するために島に戻るところからお話が展開していきます。
いじめの首謀者と言えるのは、村長の娘のマリコ。
大人になってからもその気質は変わらず、PTAを牛耳るにとどまらず、自分が気に入らない行動をとった同級生の親を「下民」などと認定し、施設のような場所に隔離して食べるものも制限するなど目を疑うような仕打ちをしているのを狭い島なのでみんな知っているはずなのに知らん顔という状況。
百歩譲って怖くて何も言えないということはあるかもしれないものの、普通に警察が動いてもいいような案件なのにそれもなし。
この島に法律ってないのか、ああマリコが法律なのかと思わせるような治外法権がまかり通っていることに愕然としました。
まあ、こんなにひどいマリコとその取り巻きへの復讐ということなんだろうし、本題はそこじゃないんだけれど、何かその辺りが妙に気になってしまいました。
復讐が成就することも願いたいです。
- 0
中学校狂師 ~カラス女は許さない~