毎日無料50話まで
チャージ 7時,19時

応天の門

応天の門
  • タップ
  • スクロール

あらすじ

時は平安、藤原家が宮廷の権力を掌握せんと目論んでいたその頃、都で突如起きた女官の行方不明事件。「鬼の仕業」と心配する帝から命を受けた・在原業平は、ひとりの青年と出会う。その少年の名は――菅原道真。ひきこもり学生の菅原道真と京で噂の艶男・在原業平――身分も生まれも違う、およそ20歳差のふたりが京で起こる怪奇を解決!? 「回游の森」「SP」の気鋭・灰原薬がおくる、平安クライム・サスペンス!

  1. まとめ買い
    一覧の使い方
    :話コメントを表示する

    まとめ買いは会員限定の機能です

  2. 161話 コメント9
    第八十一話 源融、嵯峨に庭を望む事(2)/道真の平安時代講
    49pt
  3. 162話 コメント3
    第八十二話 流人の隠岐より帰京する事 一/道真の平安時代講
    49pt
  4. 163話 コメント4
    第八十三話 流人の隠岐より帰京する事 二(1)
    49pt
  5. 164話 コメント5
    第八十三話 流人の隠岐より帰京する事 二(2)/道真の平安時代講/基礎用語集
    50pt
  6. 165話 コメント3
    第八十四話 流人の隠岐より帰京する事 三(1)
    48pt
  7. 166話 コメント4
    第八十四話 流人の隠岐より帰京する事 三(2)/道真の平安時代講
    48pt
  8. 167話 コメント5
    第八十五話 流人の隠岐より帰京する事 四(1)
    48pt
  9. 168話 コメント7
    第八十五話 流人の隠岐より帰京する事 四(2)/道真の平安時代講
    48pt
  10. 169話 コメント2
    第八十六話 宵闇に鬼出る辻の事 一/道真の平安時代講
    48pt
  11. 170話 コメント5
    第八十七話 宵闇に鬼出る辻の事 二(1)
    48pt
/202話へ

入荷お知らせ設定

機能について

入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。

みんなのレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    良房と基経のキャラ

    ネタバレ レビューを表示する

    心だに まことの道に かなひなば
    祈らずとても 神や守らむ


    この作品が大好きで、
    ポイントが貯まれば次々読み進めています!

    絵も丁寧で立体感があり、
    時代考証・風俗考証も良くできています。(^-^)

    伊勢物語で有名な在原業平と
    菅家文草等で有名な菅原道真の組み合わせでストーリーが展開します。

    この二人の共通点と言えば、
    藤原氏に煮え湯を飲まされたことですね。

    業平の母は桓武天皇の皇女だというのに、
    出世はイマイチ。

    理想と現実の違いの大きさに
    なんとか折り合いをつけようと、
    維喬親王や紀有常らと酒や和歌に心を慰めて、
    この作品では、40代過ぎ?
    の渋くてダンディーな中年ですね。

    紀長谷雄のキャラもいいですね。
    憎めないです。(笑)

    一方、道真の方は、
    表紙絵からも分かるように
    なんとなく陰気な目つきなんです。

    作品を読めば、
    幼少期に起こったある出来事によるトラウマ!?
    が原因かもしれません。

    彼は帽子を深くかぶり、
    必死にその事を忘れようとするかのように
    深く書に埋没し、
    人間関係を煩わしく思う、

    世の中を斜めから観たような
    諦念すら感じさせる、冷めた目をして生きている少年。

    しかしひと度、納得のいかない事があれば、
    火をも恐れない胆力と正義感を発揮する直情的な面を持っていて、

    そこがとても魅力的に感じました。

    道真の真っ直ぐで不器用な所を、人生経験豊富な業平が、
    大人の理性でなだめようとする。

    そう丁度、暴走しそうな牛をなんとか制御するかのように。

    因みに、道真公は丑年生まれなんですよね。
    私も丑年なので親近感があります。

    よく天満宮にもお参りに行きます。
    行くとやはり牛さんが寝そべっているんですよね~。

    そして一番上に書いた道真の和歌の碑があります。

    これからどのようにストーリーが進んでいくのか楽しみなんですが、

    最もゾクゾクしたのが
    藤原良房と藤原基経のキャラ設定!

    良房は自分のイメージ通りだったのですが、
    基経は!!

    そうきたか~(笑)

    いやなかなかの不気味さ、
    禍々しさを漂わせた独特のキャラですね!

    二人とも不気味過ぎて
    そこがまたすごく面白いです。

    鬼や怨霊といったものは、
    実は生きている人間の心の中に存在するものなのでしょう。

    他ならぬ道真がそう言っているようです。

    • 89
  2. 評価:5.000 5.0

    よい歴史漫画

    ネタバレ レビューを表示する

    歴史テーマ作品の漫画は大好き。けど平安時代をテーマにした作品は少ないのかなと。そんなことで物珍しさもあり、且つ学問の神様でなじみ深い菅原道真のお話しということで、まずは読んでみようと読み始めてみました。

    あら、面白い。

    <事件発生→周りの人間が道真に助けを求める→道真が嫌々ながらも解決。>という比較的ベタなストーリー展開ではあるが、藤原家のドロドロ政争など歴史背景や設定がしっかりしているのか、説得力があり、大変面白い。

    あと、絵がすごい上手い・綺麗・カワイイです。うますぎて若干グロ表現に見えることもあるので苦手な人はご注意を。

    道真の成長?が楽しみで早く続きが読みたいです。

    by 匿名希望
    • 39
  3. 評価:4.000 4.0

    内容が濃い

    ネタバレ レビューを表示する

    スルメみたいな漫画。

    読んでいくうちにハマる。
    主人公の頭の良さとそれを活用するズルい大人たちの話

    エロチックな描写だけではなく、しっかりした内容と親近感のある登場人物。
    また、話のなかには政治的な要素や事態背景もしっかり含まれていて、味のあるストーリーになっている。
    かといって、主人公だけがトピックされる訳でなく、他の登場人物もしっかりした絡みがあり、書いた作者の頭の良さが出ている。

    • 24
  4. 評価:5.000 5.0

    きゃあ!ついに入った!最新刊も読んだけど

    ネタバレ レビューを表示する

    応天の門は好きなのでコミック本で最新刊まで読んでます。若い頃の菅原道真公がホームズであの伝説のモテメン在原業平公がワトソンみたいな感じ。業平さんは イケメンだけどちょっとおじさん過ぎだと思ってましたが あまりキラキラし過ぎるよりは渋メンでいいかも。道真くんの許嫁も史実通り島田宣来子(師匠の娘で後に吉祥女と呼ばれる女性)でいずれ 宣来子ちゃんが正室となるのですが この作品中ではまだ道真くんの幼馴染み少女っぽい許嫁としてたまに登場します。ただ、あんなに政治に嫌悪感を抱く道真くんが成人して大出世をして 藤原氏に政争で負けて太宰府に流されるところまでやるのかな?彼のキャラがこの作品のままだと 流されても飄々と太宰府で過ごしそう。とても飛梅の伝説を生むような健気な歌を詠むとは思えないけど 道真公は太宰府に流される時に正室と子供も連れて行ったらしいので 宣来子ちゃんは道真くんとずっと一緒に暮らしたみたいですね。そこまでやって欲しい。最新刊だと今は まだ学生で 嫌いな政治も 権力を持たないとやりたい事(唐に渡って勉強したいと思っている)も出来ないとジレンマを感じ始めているところ。歴史好きもそうでない方も楽しめる平安時代の名探偵モノだと思って読んでみて!超オススメです。

    • 15
  5. 評価:5.000 5.0

    NEW
    ザラザラしたタッチの筆の平安時代

    ネタバレ レビューを表示する

    まだ無料分の7話目までしか読んでませんが、これは面白いです。まずは在原業平というと、絶世の美男にして恋多き歌人、いかにも平安貴族然としたたおやかな優男を想像していたけれど、オトコっぽい渋ーいおじさまだったので意外でした。キラキラした美男美女の平安絵巻に見慣れた目には、かなりリアルさが迫ります。平安な時代と言いながら今巷で起きてる事件は同じようにその頃にもあったし、醜い政権争いも起きていた、当然不可解な事件を解決する謎解きストーリーの名作もこのように生まれるわけで…。「陰陽師」では鬼、雷神として登場する菅公が、門の上で子鬼と見紛う姿で現れるのがいい。それでありながら、妖しや怪異、魑魅魍魎の存在を全否定するのが面白いですね。ホームズが19世紀末の退廃的なロンドンに漂うオカルティズムの中で、幽霊だの呪いだののことごとくを徹底的な合理的思考で論破していったのと同様のカタルシスがあります。
    ただひとつ気になるのは、第一話、男たちが「女官が姿を消したらしい」云々と噂しているところなどの「女官」という言葉です。女官とは、宮廷、つまり天皇の住む内裏に勤めている女性のことをさします。宮中でも内親王家でもなく、臣下の藤原氏の屋敷に仕えている女性であればこの時代は「女房」、ごく身分の低いお手伝いさんなら別の呼称(下女など?)が適当でしょう。別に粗探しをするつもりはありませんが、かなり時代考証がきちんとなさっている漫画なので、逆に「これ、なぜ?」と気になってしまったというだけの話です。

    • 0

すべてのレビューを見る(1254件)

みんなが読んでるおすすめコミック

最近チェックした作品

>

Loading

おすすめ無料連載作品

    Loading

迷ったら無料で読めるこの作品!

新たな才能を発掘!注目の投稿漫画

おすすめ特集

>