【ネタバレあり】お別れホスピタルのレビューと感想（28ページ目）

病院の仕組みがわかるようだった。最後の病棟といえども、同じ日に同じ部屋の3人全員がなくなるとは辛いな。

ジワジワくる

自分が死ぬ時って…
考えながら読んじゃいました。
働く側のことを垣間みれてよかったです。
そう…どちらも人間ですもんね…

認知症の患者さん、末期がんの患者さん、その家族と向き合う終末期の病院のお医者さんと看護師さんの日々のおはなしです。
とにかくたくさんの物語があって、どれものめり込んでしまうお話しばかりです。

心に沁みた

カルテ7の妹のお話、引きこもりながらリストカットやODをしてるけど、時々バイトしてお金を貯めたら、お葬式のお金を貯めたらキチンと死ぬからって悲しすぎる。

無料分だけですが

なんだか一部の看護師さんが慣れすぎてて患者さんに対して人としての尊厳を忘れているのでは？と思うような時があります。
でも、それも綺麗事だけでは成立しない世界なんだと理解しました。

共感

看護師しています。
リアルに共感、考えさせられるし、ジーンときます。
終末期で何年も入院していることに驚きますが、鬼のようなナースコールもわかる！
本当によくわかります。
認知症もある患者さんもみているなんて尊敬します。多少の痴呆でも本当に大変だもの。
入院が長くなるとワガママも出てきますしね。
看護師だって人間だもの。平等に看護した上で、お気に入りの患者さんが出てきて当たり前。
こんな看護師さんいたら素敵だなーと思いました。

ナースのリアル

キレイゴトではない、ナースのリアル。生きる最終地点で、最後の時を迎えるための入院患者病棟。そんな患者たちを支える逞しいナース達のリアルな職場見学をしているみたいです。

この作者さんは以前から知っていたので、絵柄は諦めていました。苦手だと読みづらいと思います。ただ、お話は本当に色々考えさせられて読み応えあります。

絵は好みではないけれど、内容は知らない世界を広げてくれるし、リアルなターミナル病院のこともいろいろ勉強になる。
人間の最後…考えたことはまだないけど、いいことばかりではないことも理解しました。

リアルな話…平等に人には必ずある死についての物語で、それぞれの個性とドラマがつまってるのが垣間見える。深い作品ですね。