【ネタバレあり】お別れホスピタルのレビューと感想

必要なこと

私たちが生きていく上で避けては通れない「死」を題材にした漫画で、この先の人生をどう生きるか考え捺せられる漫画です

間違いない

作者買いです。今生きている事。辛い事情なんかも、ひっくるめて、愛せるようになれます。ありがとう、この作品に出会えて良かった。

人の生き方も終わり方もいろいろあるんですね。自分はどう生きてどんなふうに終わりたいかを家族に伝えておくのも大切だと感じました。

知らないことアレコレ

延命治療だと病院が儲かることや、終末期は2ヶ月くらいで亡くなること、そこではナースの経験値が上がらないことなど、色々勉強になります。
まだ1話しか読んでいませんが、続きも楽しみです。

カルテ

「カントリーマアム下さ〜い」が忘れられぬ。
ボケた祖母をおくった記憶がよみがえり。。
自分の老後が怖い。

濃い

メディア化された実写作品より、マンガの方が内容濃い。
“ゴミ捨て場（終末期病棟）”って表現や“延命すると病院が儲かる仕組みになってる”など面白いし勉強にもなる。

同部屋で示し合せたように亡くなった老女たちの話や助からない病と分り自殺してしまった男性、痴呆でも年老いても看護師や老患者に恋する人々、寂しくて問題起こして嫌われまくるかまってチャンになってしまった患者…
死にゆく人々の事を描いているのにコミカルな描写もあるのが×華先生っぽい。

主人公の看護師辺見サン（32歳）と特に赤根さん（43歳）もいい味だしてます。

いろいろ

人生いろいろ　わかっているつもりだから、準備をしている先輩達でもどうにもならない事が最期の時
私も自分の時は後悔ないように楽しく過ごせて、気楽に死んでいけたらと明るく思えて良かったです。

一話完結で読みやすいです。

介護職を研修段階であきらめた身なので、堪える話ばかりなんだけど、読むのをやめられないです。
これから自分が歩む道なんだよなぁ。どんなっ年寄りになるんだろ。

長寿社会の中、生きること、死ぬことの意味を考えさせられました。笑いと涙を交えながら、感動を与えてくれます。

がんばれ

終わり良ければ全て良しっていうのが見てわかるそんな感じの安心できる病棟が理想だった。
過去にとらわれず今を楽しんでいるのが素敵。