みんなのレビューと感想「ブルーピリオド」（ネタバレ非表示）

勉強はできるけど打ち込むものがない、でも大人の都合を心得ていてそつなく時間を過ごしていた高校生が突然目覚める、美大受験のお話です。
手前味噌ですが自分も(勉強はできなかったけど)まったく同じ境遇だったので、突然覚醒して目指す道を方向転換したときのそのドキドキはめっちゃ分かります。
そして主人公や周りが考えるアートに対する認識も嫌というほど問いかけられました。
そういう記憶を持ってる人には、きっと読んでてヒリヒリくると思う。

某作品と似ている

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某少女漫画と似てるな、とテレビで紹介されてこの作品を知った時にまず思いました。勉強も人間関係も当たり障りのないようこなしてきた主人公が、絵の魅力に目覚め美大専門の予備校に通い美大を目指していく…というところが、某少女漫画とそっくりです。
全く絵なんて描いたことないのに、いきなり最難関の芸大なんて目指せるもんなのかな？とは思ってしまいました。
が、続きの気になる面白いストーリーです。

画や音楽は難しい題材です

上手い下手、引き込まれる、心が動いた、等々は全て人それぞれの感想なので。
リア充で成績の良い主人公が、突然絵を描きたい美大に行きたいと一念発起するお話です。
全く絵画の知識がない状態で読むと、なるほどと学べる部分も有りますが…、
主人公が抽象画を学ぶと言う状況を描くのは、なかなかにして果敢な挑戦だ、と思いました。

ちょっと難しかったです

はじめて打ち込む感情がうまれて、わからないなりに描いてその絵が誉められて。
素敵な展開だなとおもいつつ、絵を描く人たちが限界集落に来た新入りを囲い混むオタクにも見えて「絵を描く人ってこんな優しいんだっけ？」と困惑。

夢のまた夢

こういうクリエイティブ系の漫画は、読んでるうちに自分にもできるんじゃないかという錯覚に陥るんだけど、この漫画は、たびたび現実に戻されてやっぱ自分には無理だなぁって思えるところに漫画感があって面白い。

ある時絵を描く喜びに目覚めてしまった若者たちが美大を目指して切磋琢磨し、さらに美大に入ってからも創作の苦しみや評価によってもがきながら成長していく作品、アートを作る人は大変だなあとしみじみ思う

スマホだと厳しい

アニメを見てから漫画にきました。美術作品の美しさ、緻密さが見どころなので、スマホだと伝わらないですね。カラーで迫力があるTVに軍配です。タブレットで読めば印象が変わりそうです。

2話まで読みましたが展開があまり早くなく、不良優等生の主人公がくすぶってる様子が続いているのでちょっともどかしくなってきています。レビュー評価は高いので時間あるときに読みに来るかもしれません。

描けもしないけどしたこともないけど読んでるうちに描きたいなと思う作品。読み終わったら楽しそうな画材屋にいってみたい。そして私はどうするんだろう。
今更ながら何が湧き立つ気を起こさせてくれる作品

好きな作品

絵が綺麗でだったので試し読みから始めました。やりたいことのなかった普通の少年が、やりたいことを見つけて、自分自身と葛藤しながら、自分の進む道を見つけて行く姿に好感を持ちました。