5.0
一番すき!
編集者と作家のお話。ポルノ作品を書くという作家の有木城。それにも訳がきちんとあり、心情豊かに書かれていて、コミカルな部分と、胸にきゅんとくる部分が絶妙で好きな作家さんです。
学生の頃から憧れていた作家の編集者をすることになり、その作家はイケメンだけど女性が苦手。それには昔の深い傷があって。不器用ながらも真っ直ぐ想ってくれるのにはたまりません。指輪を渡すのが、初めて主人公つばさが有木の作品を読んだ場所だったりと、話の構成もきちんと考えられていて、やっぱり素敵な作家さんです。現在展開中のヤクザ、よりも重たくなく、あったかい気持ちになるお話です。
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