4.0
もうひとつの世界のまる子
ちびまる子ちゃんは、色んな失敗やハプニングがありつつも、それを取り巻く人たちがみんな素敵な人たちで優しい世界なところが魅力だと思います。
でもそれって綺麗事。
ちびしかく子ちゃんは、その裏の世界というか、結構現実的で世知辛い世界が描かれています。
ちびまる子ちゃんのように読んでいて幸せなほっこりした気持ちにはなれませんが、なんだか妙に引き込まれて、ついつい読み進めてしまう作品でした。
- 0
ちびまる子ちゃんは、色んな失敗やハプニングがありつつも、それを取り巻く人たちがみんな素敵な人たちで優しい世界なところが魅力だと思います。
でもそれって綺麗事。
ちびしかく子ちゃんは、その裏の世界というか、結構現実的で世知辛い世界が描かれています。
ちびまる子ちゃんのように読んでいて幸せなほっこりした気持ちにはなれませんが、なんだか妙に引き込まれて、ついつい読み進めてしまう作品でした。
ほんわかまるちゃんのはずが
しかくになっただけで、でてくるいつものみんなもちょっと違いダークでゲスな感じになってクスクス笑えます。明るいまるちゃん一家は「あーこんな家族いいなー」と思ったけど、しかくちゃん一家の方が我が家〔私の幼少時〕に似ていてより共感を感じます。親友だまちゃんにしても、いつも優しく気遣ってくれる親友なんてなく、時にイラッとくるところもあるのがリアルに近い。
ちびまるこちゃんのパロディ漫画で期待をして読み進めていると、たまちゃんが腹黒だったり、丸尾くんがまるちゃんに毒舌を話したり、永沢くんと藤木くんが取っ組み合いの喧嘩をして藤木くんのズボンが破けたり、まるちゃんが体操着とお父さんのパンツを間違えて小学校に持って行ったり、おじいちゃんが友象さんだったり、突っ込み所が沢山有って面白い作品でした。
子どものころから長年にわたってさくらももこさんの作品のファンで、漫画からエッセイから本当にいろいろ手に入れて読んではきましたがこれはまた今までになかったパターンの作品です。
最初はだれか他の漫画家さんが許可を取ってパロディー的なものを書いたのかな?と思っていたのですが、よくよく見たらご本人様…斬新すぎて本当に驚きました!
ちびまる子ちゃんをさらにシュールに面白くした感じ!さくらももこさんが書いたということを知り衝撃を受けました!単なるパロディかと思いきや、キャラ設定も微妙に変えてるところがすごく笑える。ちびまる子ちゃんのブラックな部分を強く出してシュール度をアップさせている⤴️そして
スラスラ読めるところはさすがさくらももこ漫画だ!
面白いか、面白くないかでいうと…本編のちびまる子ちゃんや、コジコジのほうがはるかに面白いです。
ただ、自分の作品をオマージュして、いじってる感じの自由さ、かなり好感がもてます。笑
パロディーかと思ったらさくらももこさん、本人の作品ですね。こんな作品あったの知らなくてびっくりしました。
ピロシとかだまちゃんとか笑い所沢山ですね。
ん??なんじゃこれ(笑)これまたすっごい作品。さくら先生天才だな本当に!!まるちゃ…じゃない、しかちゃんがちょっと気の毒と思いつつも、笑ってしまう。。
えーーー
こんなのあったの?
知らなかった(笑)セルフパロディなんて、すごいです!
表紙見てまるちゃんが崩れてるとおもった(笑)
りぼんでまるちゃんが始まった時同い年だったアラフォーです。こんなバカバカしい作品があったなんて(←失礼)知りませんでした!クスッとクセになります。