4.0
人間について考えさせられる
ノンフィクションということもあり、重い場面が続きますが、毎回人間について考えさせられます。押川さんが若いときに出会ったおもしろいおっちゃんたち。押川さんのセリフにハッとしました。
精神疾患が治って社会に戻れるように、という希望も描かれてますが、同時にその難しさ、本人だけでなく周りの人たちの向き合う覚悟がどれほど難しいことなのか、痛感します。
精神疾患の当事者やその家族だけでなく、今まであまり知らなかった人たちにぜひ読んでもらいたい作品です。
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