【ネタバレあり】「子供を殺してください」という親たちのレビューと感想(8ページ目)

「子供を殺してください」という親たち
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3.8 評価:3.8 5,949件
評価5 30% 1,788
評価4 35% 2,082
評価3 26% 1,575
評価2 6% 336
評価1 3% 168
71 - 80件目/全1,008件

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  1. 評価:5.000 5.0

    統失の根深さ

    本当に身近にこの病気の人がいないと
    理解できないと思います。
    わざと?性格?環境?生まれつき?
    病気?
    色々な事を家族は試し、悩み、苦しみ、
    嘆き、
    病院に繋がるんだと思います。
    ただ、繋げてもらえない人は
    本当に苦しいと思う。
    親がなっても、夫がなっても、子供がなっても
    でもこの漫画は本当によく書かれてるし
    実体験なんだなあと思います。

    • 0
  2. 評価:4.000 4.0

    タイトルからもわかるように、こどもが手に負えないからどうにかして欲しいという親が多数出てきます。読んでスッキリするというよりはモンモンとして考えさせられるストーリーです。

    主人公は精神疾患を患いながらも医療にアクセスできていないこどもたち(と言っても20代30代がざらにいます)を医療につなげる移送業者をしている、押川さん。
    押川さんのもとに相談にくる親は様々ですが、だいたいの親が自分のことが大切でこどもにそこまで興味がなく、こどもがおかしいことに気づいていながらも放置していた親が多いです。
    こどもたちは元々自身になにか特性があったというよりも親の影響や周りの環境で心を病んでしまった人が多いです。
    押川さんだけは常にそのこどもたち自身に興味を示し、こどもたちと対話し、医療へ繋げてくれます。繋げられたからといって解決とは言い切れないようですが…

    どうしようもない親たちだなと思いながらも、自分自身子どもに対してちゃんと愛情捧げてるかなとか、へんなプレッシャー与えてないかなとか不安になってきます。
    実際重い精神疾患を患った人に出会ったことがないので、この漫画に書かれていることが事実なら、本当に怖いです。
    こどもがこんな状態になったら逃げたくなりそうです。
    その他人事とはおもえないことが、この漫画の面白いところだと思います。
    そういうリアルさが心に響く作品です。

    by amamaya
    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

    考えさせられる

    家族だったら、と考えるとこれはしんどい、、
    向かい合うことをしないとどんどん悪化する。
    暴力的になってしまっている家族はどう対応したらいいのか。
    押川さんのような方が最後の命綱というのでしょうか。誰でもできることではない、立派な仕事だと思いました。

    • 0
  4. 評価:3.000 3.0

    逆に大変なのかも

    たびたび人に執着や依存する者、無神経に気持ちをぶつける者を見掛けるが、その大半は、意外と学歴が義務教育以上だ。義務教育止まりでも、きちんと必要最低限の躾を親からされている。
    もしかしたら、ネグレクトや虐待を受けた、人に愛情を持つことが出来ない者よりも、親から普通に愛情をもらい、ある程度の学を提供されて育った者の方が、上手く行かないのは人のせいだと考え始めた時、なかなか本質に気付けずに苦しい思いをし、困り果て、ぶつけどころが分からず1番厄介な思想になるのかもしれない。
    ある程度の親の愛情や物を手にして来た為、今ある物や環境を不満に思って心がこじれた時、逆に、自分に足りないものを見つける事が困難になり、改めて自分を見つめ直す事が難しいのかもしれない。
    その結果、罪悪感は後から付いてきても、自分のとってしまった行動は、全て人のせい、になってしまうのかもしれない。
    これはこじれてしまった本人もだが、それをカバーする側の人達も同様、解決に持って行くのは、とても大変かもしれない。
    よく、高校、大学、専門学校を通わせて貰っていても、親から冗談で兄弟と比べられた事が1度あるだけで、悲劇のように自分の親を毒親やネグレクトだと言う者がいる。そして色んなものに執着、依存が始まり、人のせいに。
    人のせいになってしまっているので、人の否定的な言葉は受け入れられず、自分に肯定的な言葉しか頭に入らないので、周りも自然と肯定的な人ばかりになってしまい、ますます悪循環になってしまうのだろう。
    これは社会問題かもしれない。

    by 壱20
    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    作者買いです。
    衝撃的なタイトルが気になって読みました。
    表紙絵から想像した年齢層よりは、年齢は高い子供、大分大人になった患者とその親を描いています。
    色んな精神病があり、親の対応もそれぞれなんだと、知らない世界を垣間見ることが出来ました。
    それにしても偉そうな親が多いこと。
    自分の子供の病状を認めたくなく、長いこと放置するとこうなるのか...と考えさせられました。
    主人公の押川さんのぶれない考え方がカッコいいです。

    by kan-aki
    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    とても良い作品だと思います

    否定的なレビューも散見されますが、個人的には社会に問題提起する良い作品だと思います。
    確かにこの本で扱われている内容は、精神疾患をお持ちの方の中でもごく一部分で、大部分の方は、穏やかで問題も起こさず過ごされているような方だと思います。ただ一方で、押川氏のような方がおられないと、救えない方がおられる事も、また事実なのではないかと思います。
    対応について、重度の方に対して説得し導いていく為には、上下関係を崩さない対応が必要なのだと、作中に説明がありましたが、自分の精神疾患の方と関わった経験からも、疾患の内容によっては、強い、迷いない態度が必要だと感じています。
    社会的な問題についても深く斬り込まれており、ただ移送して入院させるだけでなく、問題点を見抜き、その先までも支援される押川氏の姿勢に、福祉に携わる者として、胸に響くものがありました。

    • 1
  7. 評価:5.000 5.0

    考えさせられます

    タイトルも凄いですがストーリーもかなり重い内容です。
    私の周りではこういうことがたまたまなかったというだけで誰にでも起こりうる出来事だと思いました。
    何かほんの些細なきっかけでもその人にとっては心のバランスを崩し身体の不調が続き心身ともにしんどくなってしまい…
    公的機関、民間委託、様々な分野から協力と援助をしてもらいながら立ち直り社会復帰出来れば良いですがそれも思うようにいかない場合の方が多いんだと感じました。
    昭和チックな画風ですが凄惨な現場のリアルな感じがよく表れていて思わず目を覆いたくなるほどでした。

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  8. 評価:4.000 4.0

    基本的にすべての話の人物達がこうなってしまったのも親に問題あり。見てて少しイライラします。押川さんはすごいですね。

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  9. 評価:5.000 5.0

    すごい作品。
    ひきこまれる。
    これが現実。
    生きずらさが伝わる。

    行政のずるさも、そのまま。
    これも事実。

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  10. 評価:3.000 3.0

    リアル

    実際にある話なんだろうと思うし、それよりもまだ読みやすく描かれているのかもしれない。色々と考えさせられる話です。

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