5.0
読めば読むほどに引き込まれる
最初は大学内の恋愛のごちゃごちゃものか?と思ったんだけど、人が死ぬ。
この作品は、心して読むことをお薦めする。学園青春ものとかでは全然ない。
さつ人事件がおき、事件の原因も、犯人の動機も、というか、誰が犯人なのかもわからないまま、人がどんどん死んでいく。
非合法ドラツグの存在、闇のグループにかかわる現役の警察官、その警察官の謎の兄、その兄が愛してやまない吉田さんはこの事件が起こる大学の生徒で、キーマンらしい。
死んだ人は皆吉田さんが絡んでいるのか?
その秘密を暴こうと同じ学園の四人が個々の動きから集結し始める。
まず、この作品の主人公って誰なのかはっきりしない。あたしだけかな?
事件の黒幕もはっきりしないが、それらしき人物は登場している模様。
吉田さんは何者なのか?
題名の圧勝ってどんな意味が?
読み進めると少しずつ解る処か益々こんがらがる。
最後どうなるのか見届けないと気がすまなくなる位私は面白く引き込まれてしまった。
個人的にこのようなストーリーならば、絵柄はこんなライトな感じでは説得力得られないような気がするんだけど、
もっと骨太の男っぽい画風が合うのではないかと思う。
- 7