【ネタバレあり】大正処女御伽話のレビューと感想

珠玉の御伽話

心が洗われる、心がポカポカ温かくなるストーリーで、満足度、めちゃ高い。
人生全てに絶望した自称ペシミストのタマヒコくんと彼をひたすら支え無自覚に明るいほうへ導く陽だまりのようなユヅちゃん。
2人が出逢って、ゆっくりと確実に心を通わせていき、タマヒコくんを人間味溢れる血の通った男性に生まれ変わらせる。
大正時代、関東大震災を背景として様々な人々の人生が変動していく。
ただの恋愛漫画ではなく、幸せとは何かを今一度考えさせられた秀作。
一気に読破してもうたけど、見て損はない、ホンマに心に強く響いた。

兎に角！夕月ちゃんが可愛い！

健気で可愛らしく、儚げなのにしっかりしてて、ひだまりの様な笑顔で献身的に珠彦に尽くす夕月ちゃんがメチャクチャ可愛い♡
手作りのキャラメル♡食べてみたい〜( ,,>ᴗ<,,)と独り言言いながら読みました♡
アニメを先に見てたのですが、漫画読んで更に可愛さ倍増で、イイ作品に出逢えた〜♡と感動しました(*^_^*)
続き？の夕月ちゃんの手料理の話も出てるけど、本編…続編出ないのかなぁ？
是非出してほしい♡

アニメ先行。
脳内を声優さんの声で再現しながら読んでいる。
健気でポジティブで明るい夕月が可愛らしい。
ネガティブでペシミストな珠彦が、夕月のおかげで少しずつ変わっていき、２人が初々しくも徐々に心の距離を詰めていくのは微笑ましい。
年齢は子供なんだけど、夕月がとても大人な考え方で、自分の境遇をきちんと自覚し、受け入れたうえで悲観していないのがいじらしい。
ハッピーエンドなのは分かっているが、どんな結末になるのか楽しみ。

きゅんきゅん♡

ユヅがとにかく魅力的。
ホワッとしていて家庭的だけど、芯のある強くて優しい女の子。

タマヒコ様もそんなユヅにどんどん毒気を抜かれて、どんどん人間らしくなります。

大正という時代柄、事件や障害も多いながら、読み進むにつれ、お互いが互いをどれだけ愛しているかヒシヒシと伝わってきて心が温かくなります。

特にラストに近いユヅの実家に2人で訪ねていった「花月夜」は本当に何回も読み返しました。
飛ばし飛ばしで読んでもそれなりに話の筋はわかりますが、キュンキュンしたい方ははじめから最後まで読破されることをお勧め致します。

かわいい

大正時代設定の中で、食べ物の描写がいちいち美味しそうです✨当時の設定で、主人公がホットケーキを作るってかなりハイカラなお嬢さんでびっくり‼︎
ストーリーは、ダークな所もあり、旦那様との心の距離が近づくにつれ、あったかい気持ちになります。
主人公のゆずちゃんが、本当に可愛くて良い子で、頑張り屋なので、見ていてほっこりするし、応援したくなります。おすすめ作品です。

珠彦とユズがかわいいー。本当にほのぼのしているというか、読んでて癒されます。最初ユズは珠彦の父に一万円で買われてきたけれど、ユズにとっても相手がとっても純粋な珠彦で良かったなーと思うし、引きこもり状態の珠彦にとってユズは明るい太陽のような存在だと思います。二人ともまだまだ子供だけれど、早く大きくなって結婚したらいいなー。

お似合いですね。

アニメを見ていてすごく癒されました。主人公の多磨彦くんがかなりのマイナス思考だったけど偶然父親がお世話役としてやってきた夕月ちゃんの健気さや明るいところに影響されて、前向きに生きていこうとしていくところがすごく好きです。最初は、特に意識してなかった夕月ちゃんを絶対に幸せにすると心が変化する流れがわかりやすくて、絶対にお似合いの夫婦になれると思います。偶然とはいえ夕月ちゃんを奥さん候補として選んでくれた父親に感謝ですね。

ほっこり

無料分を読んで話にとても惹き込まれたので全話購入しました。
大正時代の背景や震災の様子など当時の事を織り交ぜ時々、解説もあるので興味深く読ませていただきました。
珠彦とユヅの初々しさや家族への思いの昇華など心の機微が丁寧に鮮やかに描かれていたのですごく惹き込まれました。
重いテーマも多いですが重くなりすぎずに読めて最後はほっこりした気持ちになれました。

よかったー！

ストーリーも絵も、私は好きです。全部読み終わりました。二人が幸せになっていく様がドキドキしながらも最後まで見届けられてよかったです。珠子ちゃんも笑顔いっぱいだし、うれしかった。心残りといえば、珠代姉さんのその後ですね。あれほどのひどいことをしたんだから、落ちぶれて行くのではないかと、その行く末が見たかったですね。

絵はそれほど好みではありませんが…世間からは疎まれる家で家族との関係性もなく育った珠彦が素直に優しく包んでくれるゆづと出会い精神的に強くなっていく過程が丁寧に描かれていたと思います。
優しさを知り優しくなった珠彦がきょうだいとの関係が上手くいき、そこも良かった。
途中、作者さん自筆での時代背景の一言が散りばめられていたので分かりやすかったです。