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悲しい
貧しい家に産まれた女の子は家の事情で日本ではなく海外に売られてしまうこともあるのを初めて知りました。この時代に見知らぬ外国で帰ることもできず体を売らなければ生きていけないからゆきさんに切なくなりました。女性の地位が低い時代だと悲惨な人生になるんだなとモヤモヤとしたスッキリとしない気持ちで読み終えました。
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貧しい家に産まれた女の子は家の事情で日本ではなく海外に売られてしまうこともあるのを初めて知りました。この時代に見知らぬ外国で帰ることもできず体を売らなければ生きていけないからゆきさんに切なくなりました。女性の地位が低い時代だと悲惨な人生になるんだなとモヤモヤとしたスッキリとしない気持ちで読み終えました。
安武先生の別の作品から飛んできました。
女郎やからゆきさんなどの黒歴史、女性の強さ、人間模様、とても丁寧に描かれていてどの作品も面白いです。
最初のお話、か弱くしたたかな友人ゆりとは対照的に、自分の足で立ち努力をするミキの強さに心打たれました。
昔から女性が稼ぐにはこういうことしかできなかった時代が本当にあったのは驚くし怒りがわきます。異国でこんな仕事でも強くなれる女性は少なかったと思います。弱くて誰かに頼らないと生きていけない友達のような子が大半なのではないでしょうか。
そんな時代を生き抜く為に女は頑張っていたんだと思う。でも、それを、受け止めきれない女だっているよ…。自分は多分受け入れられる。生き抜く為に。みきもそうやってがんばっていたんだと思うが…大丈夫だろうか。。。。
悲しい歴史のお話に、信じがたい気持ちになりました。
絵柄から心情などが伝わるほど、描写が上手くて読むのがきついときもありました。
主人公がたくさんの裏切りにも負けず、いち女性として強くなる姿に見守るように読ませていただきました。
体を売るのが、
お金を手に入れる一番の手段なんだよな。親兄妹の生活の為、自分は犠牲になるのもあまり疑問に思わない位。生きづらい時代だけど、したたかに強い女性はかっこいいです。
今読んでいる漫画で初めて「からゆきさん」という言葉を知って、読んでみたくなりました。先の長い辛く悲しい日々を、故郷や親兄弟を想いながら耐えていく涙を思うと泣けてきます。
幸せになれるよう願ってやみません。
日本から異国への遊女、、からゆきさんと言う言葉をこの漫画で初めて知りました。
辛い想いをして日本から出た女性がたくさんいたのですね。
主人公は辛かったろうに、最後は毅然としていて切なくなりました。
悲しい歴史が、あまり知られていない事実。こういう人たちがいたからこそ、今があるということ。目を背けずにかんがえたいなーと思います。
そして、心の強い人は、体は売っても心は売らない。頑張ってほしいなーと。
からゆきさんは別の漫画で知るまで名前も知らなかったです。こうやって知らずに外国に売られた女の子が何人もいたなんて。この中の何人が生きて日本の土をまた踏めて幸せになれたんだろ。