5.0
作者さん買いです。
哀しい境遇の中でも美しく、逞しく生きていく女性の姿を描くのが本当にお上手だと思います。
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作者さん買いです。
哀しい境遇の中でも美しく、逞しく生きていく女性の姿を描くのが本当にお上手だと思います。
吉原の話ですね、実際にあったことで、たくさんの女郎さんたちにそれぞれのドラマがあったことでしょう。切ないです。
理不尽な時代に生まれた名残りが、女を見下す時代と、その女に助けられて本質を見ることのできる人がいるのと。
事情は様々だが貧しさや家族の病気や誰かに騙されてやで身売りさせられる。自分で選んだときでもやりきれなさは残る。どこでもあり得る。この現代でも。
昔話の色んな人の、色んなお話が詰まってると思いますよ。本当にこういう事があってもおかしくない、切ないことも多々あり…
とても綺麗で話が面白いキャラクターも個性的で続きが気になりますまた読みたいです。課金する予定です!!
を着せられた父。そしてお家断絶の上、吉原に売られた主人公、女郎として過ごすうち、憎い仇の息子と出会い、運命が迷走する。
どんなに酷い目にあっても、なんとか生き抜こうとする女性の強さを感じます。自分だったらこんなに頑張れるかな?昔の女性は大変。
女にも地獄男にも地獄、嘘で塗り固めた本当!これも生きる為の術なのですね。どんな嘘も相手にとっての優しさならばついてもいい時もある嘘が全部悪いというのは、決してないのか。女の生き様を感じさせる本です。
安武わたるさんの絵が素敵です。特に黒髪の女性は綺麗に書かれてます。グリム童話や戦争の時の物語が多いです。