箱の男
- 完結
- 1話無料
あらすじ
ある住宅街、一軒家の一室で、箱に入った男の死体が発見された。……さかのぼること十数年、「私のパパは箱の中に住んでいる」と話す5歳の少女・由美子の描いた絵が、周囲の大人をざわつかせる。「箱の男」と暮らす由美子と母。だが、思春期を迎えるころから、様々な感情や疑問を抱くことになる。「箱に入っているのは誰なの?」。そして、18歳を迎える由美子に明かされる衝撃の事実……。「いろいろ凄すぎて衝撃!」「読む手が止まらない!」「伏線回収が気持ちいい」と、SNSでも話題騒然! 外からは見えない「家族」の闇を描いた、ダーク・サイコサスペンス。
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みんなのレビュー
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5.0
とても面白かったです
とても面白く読ませていただきました。
このお話の本質は現実的か非現実的かとかではなく、人間の奥底にある狂気だったり愛情だったりをあえて説明しすぎない行間で語っている点にあると思います。
物語の上澄みだけでなく、『描かれていない行間』を読み解く力がある人にとってはこれほど濃密でゾッとする読書経験はないのではないでしょうか。by チョコパンメロンパン-
46
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5.0
深く考えさせられる作品
広告で出てきて気になり、一気に読んでしまいました。よくこんなストーリー展開を思い付かれましたね。絵のソフトなタッチが絶妙で、逆に描き込みが多くリアルな描写だと気持ち悪さで途中挫折してたかも。普通に考えると生活は臭いとか耐えられるものではないでしょうけど、主人公、お母さん、お父さんは日常生活で麻痺してしまったんだと思いました。
最初、○んだのは箱の男かと・・・まさかの展開。
第三者から見ると異常者と洗脳された被害者で片付けられますが、もちろん連れ去ったり箱に閉じ込めたりはやってはいけないことですが、そのままでも主人公不幸よくて児童相談所、お母さん心の病から抜け出せないまま、お父さんアル中早世とかなっていそう。最終的にお互いがお互いを必要とした関係性に。主人公も洗脳されたと言ってしまえばそうですが、幸せでもあったと感じているし、枠組みにはまったものだけが家族じゃないなぁと、善悪だけで済まない作品。事件が発覚して、長い年月経ってからね3人の思いを知りたいです。by leonwan-
35
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5.0
NEWそう来たか...
広告でチラッと見かけたのは
『旅行に行った友達を羨む娘のため、両親が工夫を凝らして慰める』
というようなホッコリした場面。
でもなぜか、父親は箱から腕を出している.....どゆこと?
えーっとこれは“そういう世界”という設定?
例えば“鬼やら魔法使いやらが存在するのは普通”という設定の物語があるように、
“パパが箱に入って生活するのは普通”という世界での、仲良し家族のほのぼのストーリー?
そう思って読んでみたら、普通に普通の世界という設定だった。
今、私たちが生きているこの世界でのお話し。
え?!
架空の世界での話しじゃないとなったら
俄然気になってくる、箱とその中の男の存在。
どう考えても父親が箱の中で生活せねばならない状況が思いつかないから
ついつい気になって読み進めてしまう。
素朴なタッチと
どこにでもありそうな家族の日常の中に、
違和感として居座り続ける箱の男。
そして話しの合間に時折見せる、両親の不穏な言動...
これらが読者の嫌な予感と推理欲を掻き立てます。
予想を裏切る展開と見事なまでの伏線回収は
購入を後悔させないはず.....オススメです。by 新劇の巨人-
0
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5.0
一気に読み終えてしまった
これ、現実的に全くあり得ない話ではないですよね。
においとか衛生管理の面はどうするの?
…という一部の設定はおいといて。
世の中の、ほとんど全ての人の心には、闇の部分がある。
それがどう言動に表れてゆくか。
どう折り合いをつけて生きていくのか。
もちろんモラハラとか暴力は論外だと思いますが、何が正しいのかわからなくなる事もある。
それを踏まえて、じわじわと怖さがくる作品だなと思います。
クリエイターの元に箱の注文が殺到するってことは、そういう事ですよね。by こぴい-
13
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5.0
NEWあとから迫りくる怖さ
タイトルを見た時は安部公房の「箱男」?と思い興味が湧いて読んでみたら全くの別物で、こちらはもっと静かな違和感と恐怖がずっと続く感じの作品です。絵がほんわかしたタッチなのですっと読めてしまうのですが、あとから何とも言えないじわじわした怖さが心に迫ってくる。でもその感覚にハマって次も読みたくなってしまう、不思議な作品です。
by ふわぱ-
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