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【ネタバレあり】声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~のレビューと感想(4ページ目)

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4.1 評価:4.1 4,558件
評価5 37% 1,674
評価4 39% 1,766
評価3 20% 916
評価2 3% 147
評価1 1% 55
31 - 40件目/全1,007件

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  1. 評価:5.000 5.0

    本当は星⭐10個あげたいです!

    凄い!! とにかく面白かった!!

    日本の黒歴史と言っても今は良いのかな?
    女郎さん達のお話です。

    両親が次から次へと亡くなってしまって、娘たち2人(17歳と15歳)は売られてしまう…。姉の方はとても美しく、女郎紹介業をやっている男に連れられてどこかへ行ってしまう。
    妹(チヌ)の方は顔は綺麗でも可愛くもなくどちらかというと美人ではない。女郎屋に売られてしまうのだが、あまりの酷い仕打ちに一度は海に飛び込んでじサツを試みる。その時に助けてくれたのが【若様】。とても美しい大金持ちの彼は、彼女を気の毒に思い彼女を別の女郎屋へ移しそこで彼女の旦那になる。彼女は若様のことを神様として崇め彼の為に一生懸命働くようになる。
    ただ彼にも悲しい過去があり決してチヌを抱かない。チヌは生き別れてしまった姉をここで待っていれば必ず会えると信じ、若様が彼女を解放させてあげようとしても頑なにここから離れようとしない。チヌは心が誰よりも美しく、なんだかんだ言いながらお店の二番目まで上り詰める。
    チヌは相手が誰であろうといつも相手のことを先に考える思いやりのある人間なので、皆可愛がられるようになる。
    チヌにとっては若様がいてくれれば幸せだといつも思っている。ところが、彼女を今まで大切にしていてくれた若様の前に若様の亡くなった最愛の元内妻の【寿子】に瓜二つの女郎が出てきてそちらへのめり込むようになる。チヌを思っている一人の【後藤田】がそれなら『決別の義』をしなければならないと若様はそれを受け入れてチヌの旦那をやめて、寿子似の【せつ】にひたすら尽くし始める。チヌの方は本当は辛い思いをしているにもかかわらず若様の為に自分の気持ちを諦める。
    ただ若様はそれでもチヌのためにチヌの姉を探す手筈は緩めずに、少しずつではあるが姉の行方を見つけつつあった。
    【せつ】は若様が[自分のことはただ昔愛していた寿子様に似ている]という理由だけで自分を大切にしてくれていることを知り、若様から離れることを決心。せつの元夫はこ若様に目をつけ、自分がこうなったのは若様のせいだと自分勝手な理由をつけ、若様をこロス計画を立てる。若様がせつと結婚する日だった祭りの時に若様に包丁を向けるのだが、それを見たチヌが若様を庇って刺されてしまう。ようやく目の覚めた若様は「守ってやらなければならないのはチヌだった」と後悔。感動ものです!

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    好きな作品です。

    主人公のチヌが大変なめにあいながらも、素直さを失わずにたくましく生きています。
    思わず応援したくなる、ステキな主人公ですね。

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    はやく、次を

    チヌロスです
    こんなにハマるとは思いませんでした
    後半は一気に読み終えてしまって次はまだ〜?って感じです
    入荷のお知らせ待ってます

    • 1
  4. 評価:4.000 4.0

    まさに声なき者たち

    今の時代では考えられないくらい、女の子は商品で、貧しい家族の為に女郎屋に売られる。
    その世界で逞しく生きている女もいれば、そうでない女もいる。
    借金がいくらかも分からず…。
    こういう作品は、貴重です。
    華やかに見えてしまう世界の、声なき女達のそれぞれの声が聞けて良かった。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    厚みのあるドラマ

    とても読みごたえのある、長編小説のような作品です。遊郭が舞台ですが、女郎の浮き沈みの物語にとどまらず、関わってくる人たち全ての人生が交錯して、明治という日本の価値観が大きく変動した時代を背景に、厚みのあるとても深い人間ドラマが描かれています。主人公のチヌがまだ幼い痛々しい女郎から、廓という残酷な理不尽な社会の中で本物の女郎らしく変わっていく中でも、失わない素朴で純な真心に癒されます。
    「声なき者たち」は、貧しい身売りした女たちだけでなく、その時代に生きた、抗えない時代の流れの中で必死にもがいて生きた、全ての人たちなんだと思いました。

    by 菅笠
    • 1
  6. 評価:4.000 4.0

    かなしい

    絵柄は正直好みじゃないですが、ストーリーに引き込まれて読み続けています。お香の最期が壮絶で、でも何だか救われた気がしてしまいました。

    • 1
  7. 評価:5.000 5.0

    チヌがとっても素敵な人

    女郎だけど、全然下品じゃないし女を売り物にしてる感じじゃないチヌが素敵。でも本当の女郎の世界はこんな甘くないのにとちょっと思う。
    23歳くらいまで生きられたらすごい!って感じみたいだったし、上手く借金返せても道で客引きをするとかって最後も多かったんじゃないのかなぁ。

    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

    どうなるんだろう

    チヌちゃんと若旦那が結婚したからと言って、最終話ではない?!これからどんな展開があるのか気になります。

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    大河ドラマのような物語

    ごく普通の少女が娼妓を務めるいきさつ、置かれた場所で前向きに咲く姿
    周囲の人々に助けられたり助けたりを描ききって
    最初はそれだけかと思いました

    登場人物の魅力で読み進めるうち
    世相や世情も俯瞰的に見せてくれて
    まるで某局の一年もの大河ドラマを見るようです

    • 3
  10. 評価:5.000 5.0

    人間模様が描かれていてすごい

    チヌと姉が売られて幼いにもかかわらず、女性として残酷な経験をし、それでもその中で人間らしく、彼女らしく生きていく様子を見て、人間の強さを見るようでした。普段はこういった性的描写の強いものは見ないのですが、だんだん引き込まれていきました。姉も頑張って生きている。早く2人が再会して欲しいと思いながら読んでいます

    • 1

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