【ネタバレあり】ザ・ファブルのレビューと感想（23ページ目）

素敵な物語（女性もぜひ読んでほしい）

　「泣き虫の殺し屋」というサブタイトルの映画はありましたが、空気のような殺し屋の物語。

　他の方も書いていらっしゃるように天才的な殺し屋が普通の暮らしをやってみる、というテーマが本当に面白いです。当然、事件に巻き込まれるわけですが・・・・・。

　最初は、絵も青年漫画らしく怖い感じだし、すぐに殴られたり殺されたりするから、無料分を1話ずつ読んでいました。天才殺し屋といえ、そんなにそんなに天才的な場面が出てこなかったから。

　それが、天才殺し屋・佐藤明の天然ぶりや、天使すぎる心優しいミサキちゃんや、ドスの効いた美人で、でも面倒見がよくて記憶力が抜群のヨウコちゃん、ヤクザだけど味のある若頭・海老原さんとか、じわじわとそれぞれの良さが身に染みてくる。まるでファブル中毒症にする毒のように。
　最初は１話１話読んでいたのが、だんだん、１巻、１巻読むようになって、最後の方は毎日数千円つぎ込んで数巻ずつ読んでました（笑）

　特に200話で脳天に電気が走りました。殺し屋の最高傑作・佐藤明の登場が映画のクライマックスシーンのように描かれていました。以降は怒涛のように読み続けてしまいました。

　山岡という、有能なファブルなのに、いつのまにか、悪党になってしまった異常者と、山岡ともに現れるユーカリやアザミなどの新たなファブルの登場も面白いです。
　アザミについては、硬派な味方が現れたな、と思ったのに、実は味方なのか敵なのか、最後まで分からない。ファブルたちがミサキちゃんと明が勤めるオクトパスで、一般人っぽく振舞う姿にも笑えます。

　また、最初から、仲介人みたいに登場していたオネエ系のオッサンが、最後まで、ある意味重要な存在として登場するのも興味深かったです。実は一番、人情のある人だったかもしれない・・・・・・。

　それと、最初は、殺し屋・明に憧れすぎて、橋から飛び降りたり山籠もりについて行ったりするクロちゃんが、バカっぽくて好きじゃなかったのですが、最後は号泣するクロちゃんとまったく同じ気持ちになり、共感しました。

　ハードな殺し屋の青年漫画だと思っていたのですが、最後の方は、もう、涙が出てくるし、ほんわか、うっとりするシーンもあって、本当に素敵な物語でした。（まだ終わりじゃないのかな？）

殺し屋なのに

一般人に溶け込む姿がたまらなく面白い。
でも、プロの卓越された所作が随所に現れる。
かなりおすすめの作品。

おすすめ

真面目におすすめです。
映画よりやっぱり漫画がいい。本当に嘘くさいとこがなくて、ちゃんとヒーローなんですよね。

面白い

最初はとっつきにくいかな…と思ったけど読み始めたら佐藤とヨーコの漫才みたいなやりとりや、ヨーコのテク、殺し屋の凄腕、楽しめる要素がいっぱいです。

引き込まれます

主人公が殺し屋を一旦休業して「普通」に暮らそうと、ペットを飼ったり、バイトしたり、秋刀魚焼いたり、そんな日常を送っていて今は楽しそうな反面、刑務所から出てきたばかりのヤクザと衝突するんじゃないかと内心ハラハラして見てます。主人公の人間性や周りのキャラも面白いので今後の展開も楽しみです。

映画から入り、毎日無料なので読み進めてます。面白いです✨普通に生きる佐藤のプロ意識と、りょうこちゃんのダメ男たちをオモチャにする感じがたまらんです✨

面白い！

旦那から「このマンガ面白いよ」と聞いて、無料だし、読んでみようかな？と軽い気持ちで読み始めたら、本当に面白かった！
裏社会の話なんだけど、ファブルがひょうひょうとしていて、次はどんなことになるのか予想できないところがいい。
普通の人として生活するのって、大変なんだなー。

すき

映画から入りましたがこっちのほうが面白いですね！！主人公が、平穏な暮らしに浸るほどに腕が落ちていくという設定は流石だと思いました。

久々に面白い漫画

シリアスな本題と妹の酒の話で構成されていて妹の話がお腹抱えて笑えるほどに面白い。苦労をして手に入れさせられた特殊能力が天然で魔法とかとは違うヒーロー感がダークな世界で冴える。それぞれの背景も納得いくように描かれていて噛みしめれる。

最高に面白い

男性なら一度は憧れたことがある世界観だと思う。冷徹な殺し屋ではなく、ちょい抜けてる、面白い男が主人公なのがいい。
また、ヤクザはこんなに甘くないが、それでもいい。読んで損なし。