3.0
暗い
実際にこういう話は沢山あったんだけど、読んでて胸が張り裂けそうになる。この時代に生まれなくて良かったと思う。こんな時代がもう2度と来ませんように。。
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実際にこういう話は沢山あったんだけど、読んでて胸が張り裂けそうになる。この時代に生まれなくて良かったと思う。こんな時代がもう2度と来ませんように。。
全話読みました。
少女4人が売られ、1人は早々に亡くなってしまい、あとの3人はそれぞれ壮絶な人生になるのですが…
そのうちの2人はそれぞれ違う分野でトップになり…1人は…
1人1人のキャラが濃くて、内容も濃くて、読み応えが抜群でした。
昔の貧しい農民は娘を売って飢えをしのぐ話はたくさんあるけど、曽根冨美子さんの絵や作風は本当に物悲しくて胸に響きます。
九話目を読んだところですが、悲観して自殺したり、まだ生理も始まっていない子供が身を売ったり、規律を守らせるため見せしめの酷い折檻や妬みからの虐め。
重く辛い話ですが昔の遊郭に売られていった人たちの事を知りたくて読んでいます。
めちゃコミック以外で一度読んだ事があるのですが、また読んでしまった。とにかく悲しいです。親に売られて、金額が安かったと親から親不孝者と罵られるシーンでは胸が痛くなりました。
読後は胸糞悪いという言葉が一番ぴったりくる。それは人の世が胸糞悪いということ。暴力なしに生きられない。後半がまた悲しい。親子は一緒にいさせてあげたかった。
こんな辛い時代を経て、現代の幸せな暮らしがあるんだなぁとしみじみ考えさせられる作品です。妙にリアルな絵柄に引き込まれます。
辛く悲しい北海道の開拓の歴史、その中でも更に影となり隠されてしまう部分を、すごくリアルに描いてあり、驚愕しました。。衝撃的な作品。
この時代なら当たり前だったのかもしれないけど、女の命なんてなんだ薄くて辛いのだろう。
道子がかわいそうで。
女郎を出てもいいことがあるわけではない現実が辛いです。
まだ途中までしか読んでないけど、昔の人たちがどんな思いで開拓したりそれを支えたり貧しさゆえに仕方なく子どもを手放したりして悲しみのどん底に耐えたかがわかります。彼らのお陰で今の私たちの生活があることを忘れてはいけない。
年端もいかない子どもたちがこんな世界でこんな人生を送っていたと思うと、切なくやりきれない。
もっと広く知らしめるべき歴史ではないでしょうか。