【ネタバレあり】夢の雫、黄金の鳥籠のレビューと感想（5ページ目）

史実があるので

結論というか、登場人物がどうなるかという未来は分かってしまうのですが、そこまでのプロセスや内面は肉付けされているので、知っている方でも読み進められると思います。

深くて繊細

ヒュッレムとイブラハムが対立しはじめた辺りから、夢中になって最後まで読みました。
イブラハムのヒュッレムへの女性としての愛おしさと、スレイマンへの忠義なのか思いなのか、、行き場がなくなってどうしようもなくなった思いを想像すると悲しくなってしまいました。こんな繊細な物語を描く篠原先生最高です。

歴史が好きな私はもちろん、 歴史が苦手な方も
とても楽しめる作品です！
主人公はとても強くてすごいと思います…。
絵も綺麗でとても面白いです！
そして、エッチなところでも隠さずに描かれているので
エロい好き としては そこもとても嬉しい ポイントですね！

成り上がる様が逞しい

まだ12話までしか読んでいませんが、女だらけのドロドロのハレムの中で逞しく成り上がる様が爽快です。ヒロインがどこまで行くのか、見守りたいです。

絵が好み

まだ読み始めたばかりですが、絵がちょっとレトロな感じで、若いころによく読んでいたコミックと似ている感じが気に入っています。
衣類などの細かい模様なども襞に隠れた部分も考えられている感じが好ましいです。
ストーリーは思いがけず連れてこられた国で、ヒロインがこの先どのように成長していく過程を描いていくものと楽しみにしています。
あまり見ない時代と場所が舞台なので、勉強になるなぁと思いながら楽しんでいます。

終わりが

突然すぎて、終わりだけ駆け足すぎて
最後の三話に着いていくのが大変でした
天は赤い河…のように
望ましいエンドとかじゃなくて良いけど
番外編も続編もいらないけど
なんだかなあ

相変わらずこの作者さまのお話は面白いです。アラブの言葉でフリガナなのが難しいけど、エキゾチックさがアップして良いです。ヒュッレムとイブラヒムさま結ばれるしょうか。個人的にはスレイマンさまも素敵なのですが。

消化不良

篠原千絵先生の漫画大好きですが
漫画なので史実と違うのは仕方ないかもしれますんが、
スレイマン１世はヒュッレムを正式な妻にした皇帝で霊廟も隣同士に棺を並べている位愛した相手なのにかなり淡白な描写でした。
せめて結婚にいたる点とムスタファが◯される所まではしっかり見たかった。
ヒュッレムがそこまで寵愛されている感じがせず消化不良です。
恐らく先にトルコ版の愛と欲望のハレムを観てしまったからイメージ先行してしまったのがありますがラブ要素が少なかったのが残念でした。

一晩潰して一気読みしてしまった

実はこういう絵が苦手だったんですが、読んでみると次が気になって、完結まで一気読みしてしまいました。私は面白い漫画には課金を厭わないので、一晩で完結まで読んでしまいました(笑)。
主人公が、ただの恋する娘から、強くしたたかになっていく姿が痛快に描かれています。歴史物であり本題ではない戦のシーンも飽きさせず描かれています。また当時ご当地の料理や服装などがあまり題材にならないものだからか、見てるだけで楽しい。読み応え十分の作品でした。

イブラヒムの最後の選択だけは、うーん。だけど。自分が死ぬ必要あったか？？(ヒューレムいっぱい皇子産んだし、どれかでええやん。)

壮大な歴史上の実話をベースにした少女漫画。史実がわかっていても、恋愛感情とか織り込んでて、ドキドキしながら読めます。