4.0
歴史好きもそうでない人も楽しめる作品!
日本史大好きですが、上杉謙信に女性説があるとは知りませんでした。所々 女性説を成立させる為のフィクションと思われる箇所もありますが、でも基本は史実に基づいて描かれており、最後まで楽しめました。
しいて言うなら、終盤(川中島の戦い以降)が駆け足気味だったのが少し残念。謙信の晩年も もう少し 丁寧に描いてほしかったし、女謙信の生き様に魅せられた男性陣(宗謙、源十郎、信玄、謙信の家臣達)の その後も もう少し描いてほしかったかなと思います。なので☆-1で。
東村先生の作品はハズレがなく、どの作品も本当に面白いです。最初は歴史物?と思いましたが、この作品もちゃんと面白かったです。画力もありますし。
この作品を読んで、上越市や川中島など、上杉謙信に縁のある場所を旅したくなりました。
- 1