4.0
不思議なストーリー
不死身のフシが出会いと別れによって成長していくストーリー。フシの不死身という体質のため本人は変わらないが、周りは時とともに人が変わるが強い意志だけ引き継がれ、フシに関わってきたり…。
長い時間何世代もを観察することは普通の人間では出来ないので、何かの因縁や繋がりがあったりするのかなーと思いながら読みました。
最後に、フシの少年姿が愛嬌があるってわけでもないですがあどけなさと中性的な姿が可愛い。
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不死身のフシが出会いと別れによって成長していくストーリー。フシの不死身という体質のため本人は変わらないが、周りは時とともに人が変わるが強い意志だけ引き継がれ、フシに関わってきたり…。
長い時間何世代もを観察することは普通の人間では出来ないので、何かの因縁や繋がりがあったりするのかなーと思いながら読みました。
最後に、フシの少年姿が愛嬌があるってわけでもないですがあどけなさと中性的な姿が可愛い。
最初は淡々と読んでいました。
謎が多すぎて、、でも読み進めるうちに、ハマります!(笑)
壮大なストーリーです。
よくこんな物語描けるな、と感動すらしています。
ハヤセの執着心がただただ怖くて。
現代編になるまでは面白かった。
できれば現代編に突入せずに終わって欲しかった。ハヤセの子孫達、宗教になってるし。。。
どんな結末なのか、怖いけど読まずにはいられない作品。
石だったものがだんだんと生物になり出会って別れた人々に変身しながら長い時を生きる。
生きている時間に限りがあるから、出会った人とはだいたい別れなければならないけど、主人公フシが変身出来るので死後も出てきます。長い時が流れてどんどん仲間が死んで行くこと寂しく感じます。フシを付け狙う敵(ノッカー)との結末はどうなるのか、黒いのだけがフシのそばにいられる存在なのかこの先気になります。
たった1つ、地球に投げ込まれた球が石ころになり、オオカミの姿になり、その後次々と進化を遂げ、能力を獲得してゆく。そこに関わってくる人々の愛や憎しみ、遥かな時の流れを堪能していただきたい珠玉の逸品。
あちこちの場面でいちいち泣ける。
話の山場では涙腺崩壊。
生きるってなんだろう、そう考えさせられる作品です。
文句無しっての星5つです!
第一章目の主人公の少年のラストが可哀想で仕方ない。最後のひとりとなっても前向きに、再会を信じて突き進んで行く。挫けそうになっても自分を奮い立たせ、道中の道しるべを自分への糧とし。でも最後に道しるべの↑には×があったのには余りに残酷。オムニバスで展開して行くストーリーらしいので輪廻転生のようで好みですが、この少年のことがあとを引いて、読み進めることが出来ません。
不思議で感覚を澄ませて読みたい作品。
球体だったフシが、狼や孤独な少年、色々な物に触れて姿を変えていく。
女の子の死は本当に哀しく残念だったけど、フシが女の子に姿を変えて孤独な少年が語っていた果物を女の子にとって貰ってたのを自分で果物をとったり、命と心の繋がりと成長を感じる。
いちどなった姿には何度もなれる、変えられるって所がまた面白いです。
説明らしき説明はありません。
背景も舞台も年代も、作品の意図でさえも説明はありません。
ただただ球の行く末を観察しています。
見守るのとも少し違う感覚。
感情移入し過ぎたり、哲学的な事へ思考がいき過ぎると、メンタルを侵されてしまう様な気がします。
たぶんこの作品は、結末がどうなるかとか関係がない、過程こそが大切なストーリーなんだと思います。
作者さんの前のお話(聲の形)も読んだうえで、この方は人の汚い醜い部分を描くのがうまいんだなぁと思います。
はじめはポイント溜まってたし、アニメも始まるからみてみようかな、という軽い気持ちでしたが今では微課金でポイント調節ひながら毎月1巻分は読むようにしています。
死という別れを得ることで成長するしかないフシが成長する過程を見るのが辛くて愛おしいです。
フシがどんどん成長していく!
どんどん人間っぽくなっていく!
仲間を失う恐怖とトラウマに打勝つにはとある仲間が大事になっていく!
共に戦う仲間が次々と増えるが時には悲しくも死を迎え望む者もいる。
生まれ変わっても不死と居てくれる者。
姿は見えないがそばに居る者。
フシ本人も気づいていない能力は最強ではあるもののフシ本人が見失なわないか不安…
宇多田ヒカルさんの主題歌ということでアニメを見始めたましたが、ものすごく面白く一気にひきこまれました。
なにか、が世代を渡り感情を知り、言葉を知り、愛を知り、人とはなにか、生きるとはなにかを知っていきます。
原作の方がやはり感情の動きが細やかに描かれているので知っていりはずのシーンで何度も泣いてしまいました。おすすめです。