みんなのレビューと感想「はじめてのひと」（ネタバレ非表示）（2ページ目）

嬉しかったり苦しかったり

特別な立場じゃなく、読んでいる人たちと同じ目線の女子たちの喜びとか葛藤が描かれていて、何度となく内臓がギュッとなりました。
嬉しい、だけじゃないんだよなー。苦しいなー。

恋愛だけじゃないのがいい

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みんな仕事や家事など生活を頑張っている姿が描かれていて、その中に恋愛もあるというのがいい。街並みや季節感から漂ってくる情緒がいい。失恋した話もそこで終わりでなく新たに前を向けるまで描かれているのもいい。

自分自身でも受け入れ難い、不倫とか嫉妬とか、
そういう　ぐちゃぐちゃでドロドロの感情。

そういうのを

　あぁ　人って綺麗事では暮らしていけないんだよね　って

そう　さらりと思えさせてくれる絵柄とストーリー。　これは稀有だと思う。

繰り返し、しみじみと読みたい作品です。

単話もの

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もっと幼い話しかと読んでみましたが読みごたえあります。心臓がキュッとなる想いを思い出し素敵なお話しばかりです。

素敵な短編集でした

一話一話がホッコリして、みんな一生懸命に精一杯生きてて素敵でした。
絵も柔らかいタッチで可愛らしかったです。

すごい良い

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二十代の会社暮らしに基づいて話が進んでいくって感じ。こんな感じなんですね。夜遅くまで働いて大変ですね。

詩的な世界観

谷川先生の作品らしい、詩的で引き込まれる世界観。こころあたたまる谷川先生の美しい絵のラインもとても好きです。

小説のよう

文字だけ、絵だけの表現があるなかでどちらのいいところを合わせて読み手に感じる余白？空間を与えてくれる。

関連性

最初は読み切りなのかと思っていましたが、話ごとに少しずつ関連性があったりして、とても面白かったです。

谷川先生の絵は、少女マンガ特有のキラキラした感じはないけど、シンプルな感じがとても好きです。楽しく読ませていただきました。