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死神が、かわいい
妙に人間臭い死神たちです(笑)まあ死ぬひとの魂を狩るのが仕事なわけですが、自分の余命を知って自分の仕事がつらくなるんですね。そして、自分の残された人生(って呼ぶのか?)に向き合って、大切なひとたちとの時間を愛しく思って、そんな生活を通して自分自身の来し方、自分という人間(だからそう呼ぶのか?)を見いだしていく。死神という設定だからこそ、自分の死を主観的に見つめようとしながら、死というそのものを客観的に見つめざるをえない、そういう葛藤と残酷さが描けるのだと思います。キャラや世界観はかなりほのぼのしてるので、現実的な部分が否応ない感じで余計に際立つ面も。さらっとはしてますが文学的な奥行きがあります。
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死神さんは余命半年