4.0
話がよくできてます
「呪いの招待状」の作者の作品なので読んでみました。
ホラーの短編集で、絵は古風で怖くありませんが、話がとてもよくできていて楽しめます。
随分昔の漫画のようですが、話がよいので気にならず、どんどん読めます。
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12499位 ?
「呪いの招待状」の作者の作品なので読んでみました。
ホラーの短編集で、絵は古風で怖くありませんが、話がとてもよくできていて楽しめます。
随分昔の漫画のようですが、話がよいので気にならず、どんどん読めます。
中年サラリーマンが事故死の後、神様に選ばれて魔法の世界に少年として転生します。
お話自体は個性的というよりオーソドックスですが、登場人物がみんな善良で暖かい雰囲気に包まれていて、いい気持ちで楽しく読めます。
主人公が学ぶという設定で、魔法世界の様子が少しずつ明らかになっていくのも良いと思います。
主人公の少年(元サラリーマン)の使うモンスターがスライムで、スライムばかり沢山引き連れているのもご愛敬で楽しいです。
話が面白いと思うこともあるのですが、
個人の好みではありますが、絵に魅力を感じません。
また、皇后もそのほかの貴人も、みんな下町の庶民のような言葉で話すので、王宮ファンタジーとしての趣を削いでしまっている気がします。
「静かなるドン」の作者の作品なので読んでみました。
この作者の主人公は、みんな背が低くて小太りで、ニコニコ笑って周りを煙に巻いてますね。
この漫画では、会社の会長派と社長派の攻勢を、ニコニコ笑ってはぐらかしています。
サラリーマンの人とか、読むと楽しいんじゃないでしょうか。
「呪いの招待状」の続編です。
前作より、更にお話が良く練れていて、味わい深く楽しく読めます。
絵は古風ですが、内容がいいので気になりません。
勝気で男勝りの女の未来と、神主さんの跡継ぎの神山稜。
ちょっと気恥しい位の純愛で、可愛らしいと思います。
二人に害をなす悪霊を、赤い扇子やそのほかの技を使ってお祓いします。
前世からの恋人というのも、いいですね。
「静かなるドン」の作者の作品なので読んで見ました。
お笑いあり、人情ありで、どの話も楽しくまとまっています。
ただ、私はヤクザ漫画が好きな訳ではないので、今一つ話に入っていけませんでした。
ヤクザ漫画が好きな人なら、きっと楽しく読めると思います。
嫁にすれば、妖怪一族が繁栄するといわれる特別な女の子と天狗の惣領の恋のお話。
他の妖怪の横恋慕とか、繊細なお年頃の揺れる乙女心とか、読んでいて可愛らしいです。
天狗棟梁の手下たちも、個性的かつ良い人たちで、楽しく読めます。
「人魚のいない海」の他、海にまつわる怪奇やそのほかホラーの短編集です。
絵が古風でかなり昔の作品のように思いますが、お話がよくできていてよいと思います。
ただ、お化けや不思議な生き物は、絵柄が殆ど怖くありません。
ただの復讐の為の呪殺物語ではなくて、各話とも味のある人生や人情の物語になっています。
絵柄や作風が古風でかなり昔の漫画のようにも思いますが、そういうのが気にならないなら、大変楽しめると思います。
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曽祢まさこ傑作集 赤い闇の烙印