4.0
回を重ねて読むうちに面白くなる
BTOOOMというゲームしか能のないニートの青年が、突然拉致され孤島に投げ出されて、現実世界でBTOOOMそっくりのゲームを強要されます。
爆弾を使って相手を爆死させる死のゲームです。
読み始めの時はゲームのルールも分からないし、大して魅力を感じませんでしたが、回を進めてゲームの仕組みが分かってくると、数種の爆弾やソナーを駆使した現実世界でのBTOOOMが、命がけゆえ緊迫感もあり、面白く読めるようになりました。
食料などの日用品がパラシュートで支給され(これをめぐって死の争奪戦も起きる)、黒幕やその目的も謎のまま生き残る為の戦いが続きます。
初めはろくでなしにしか思えなかった主人公が、人として成長していく姿も好ましいものです。
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