5.0
最終巻まで。
皇帝の愛人ローズの策略で家門ごと断頭台に送られたパトリツァ。もし双子の姉ではなく自分が皇后なら騙されることはなかったと思った瞬間、皇后選び前に時間が戻ってしまう…。生気がなく無表情だった皇帝がパトリツァのことが気になり始めたくらいから面白くなってきました。皇帝とローズの間に合ったのは愛情ではなく共依存?54話くらいから人物画がきれいになりカラーも明るくなったよう。後半に行くにつれテンポも良くサクサク読めます。一介の男爵令嬢だったローズがなぜ皇室や公爵のスキャンダルにめちゃくちゃ詳しいのかとか疑問はあるのですが最後まで楽しく読めました。
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